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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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ギターマン再び

とにかくのんびり過ごしたバンビエン。
連日のように雨が降ったせいもあって、ほとんどの時間をゲストハウスで過ごした。

そろそろ東南アジアに雨季がやってくる。

オフシーズンに入ったからなのか前回訪れた時には異常なまでの盛り上がりを見せていた“スマイルバー”も今じゃ静かなものだった。



毎日のように食べてた“バンブーバー”のベジタリアンビュッフェもやってなかったし、バイトしてたスウェーデン人(だったかな?)のオッサンもいなくなってた・・・。



今回、チュービングの川下りはやらなかったけど、一月に来た時は寒すぎて泳げなかった洞窟の中の神秘のラグーンに泳ぎに行ったり、相変わらず屋上からの夕日を眺めたりしながら毎日は過ぎていった。



バンビエンを後にしてラオスの静かなる首都ビエンチャンへ。

前に来た時も泊まったクソ宿、いつも一緒にギターを弾いてたなつかしい顔と久しぶりの再会。
欧米人のように大げさに感情表現の出来ないアジア人のおれたちをテレ笑いと変な空気が包んだ・・・。
残念な事に宿に一本あったギターはなくなっており、今はもうギターを弾くこと出来なくなっていた。

それにしてもやっぱりこの宿はクソ宿で・・・
バスルームはカビだらけだし、蛇口ひねっても水は出ないし、ベッドのシーツは穴だらけだし、おまけにいつの客の忘れ物か知らないが壁の隙間からマリファナは出てくるし・・・。

ホントに・・・、はぁぁ~っと深いため息が出る・・・。

そしてビエンチャンからベトナムへ!!

と、つい先日まではそのつもりだったが・・・。

結果から言うとベトナム行きを辞めにしてタイに戻ることにした。

理由はいろいろあるけど・・・
おれは日本人だからベトナム、ラオスともにビザなしで15日間滞在できるが、ブラジル国籍を持つ彼女はビザが必要。
しかもベトナムビザは発給までに数日を要する。
ベトナムのビザ待ちの間におれがラオスをオーバーステイになってしまうという事と、ベトナム国内の移動がかなり無駄に移動しなければいけない事など・・・、理由はあるが実際のとこ“めんどくさくなった”ってのが大きいと思う・・・。

予定を切り上げてタイに戻るなら、観光ビザを取ってからタイへ戻ろう。
今までの旅のペースを考えると15日しかタイに滞在できないのは短すぎる。
いちおう次の目的地へ向かうための準備なんかもしなきゃいけないので・・・。
ちなみにブラジル国籍だとビザなしで3ヶ月滞在できるのでめちゃくちゃうらやましい!!

またタイ大使館へ行き観光ビザの申請。
詳しいことは知らないが数ヶ月間限定でビザの申請料金が無料。
タイ政府も気まぐれなもんだなって思う・・・。
どうせビザ代が無料なら入国の時に二ヶ月の滞在許可をくれたらいいのに・・・。

そしてタダビザに集まる人の群れ・・・。
大使館前には開門前から長蛇の列!!



前回と同様の手続きをして申請完了。

明日、ビザを受け取りその足でタイへ!!

ラオス最終日、今夜もメコンに沈む夕日を肴にビアラオでも飲もう・・・。

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ゆっくり流れる時間

ルアンパバーンの町は夜も涼しく快適な暮らしだった。
ナイトマーケットも賑やかで見ていて楽しかった。



本当は買い物もしたいけど、まだまだ続く旅の事を考えると荷物を増やすわけにもいかず、いつも“見るだけ”だ・・・。

こういういわゆる貧乏旅行をしていると、滞在した町の快適さというのは泊まる宿と食事に左右される部分が大きいと感じる。

当然、条件としてはチープ&クリーンな部屋で安くておいしい食事にありつけること。

そういう意味でルアンパバーン滞在中は快適な暮らしを送る事が出来た。
泊まっていた宿は中心地から近いが静かな環境。
もちろん部屋は清潔でゲストハウスなのに毎日ベッドメイキングまでしてくれた。

食事もベジタリアンビュッフェが5000Kで食べれる屋台があった!!



小さめのお皿でおかわりは禁止だが、上手に取ると十分な量を取れる。



ちょっぴりラオスの物価を・・・(前にも書いたかも?)
1ドルがだいたい8500キップぐらいが銀行の両替レート。

コーラ1缶=5000K

フルーツシェイク=5000K

ビアラオ大ビン=10000K
コーラ二本分でビールが飲めるので毎日ビールを飲んでしまう・・・。

フランスパンのサンドイッチが安いところで10000Kぐらい



美味くてボリュームもあるので、これも毎日のように食べている。
ラオスでの主食だ!!

レストランで安いものが一品で15000K前後(だいたいフライドライスやヌードルの類)

そして愛すべきタバコがなんと3000Kと激安!!
日本円で考えると30円ぐらいかな??
こんなにタバコの安い国で禁煙なんかできるかっちゅーねん・・・。

快適に暮らしたルアンパバーンからバンビエンへ。
また移動の最中に雨に襲われ、荷物がぬれた・・・。



今回の旅でバンビエンに来るのは二回目。



数ヶ月前に来たときはまだ夜は寒く、川の水も冷たかった。

今はそんな事はないが、そろそろ雨季の季節でオフシーズンに入るからなのか少し閑散としているような気がする。

確かに近頃よく雨が降る・・・。

相変わらずバンビエンではギターを弾いたり、川原で読書したりとゆっくりした時間が流れている。



今週いっぱいはここでのんびり過ごすか・・・。

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チャリンコでエクササイズだ!

ルアンパバーン郊外の見所、クアンシーの滝に行った。
だいたい皆、ツアーに参加したりトゥクトゥクをチャーターして向かう。
4年前に一度訪れているのだが、その時はトゥクトゥクで行った・・・。

不健康優良児のおれたちとしては日頃の運動不足解消のため、ちょっとしたエクササイズ気分でレンタサイクルで行ってみることにしたのだ。



町から滝までは約30km・・・。

しかも山道・・・。

せめてマウンテンバイクを借りたら良かったと思った。

ひたすらチャリンコをこぎ、時には押して坂道を登り、バイクやトゥクトゥクにビュンビュン追い越され・・・・。

クアンシーの滝まであと10km



すでに足の筋肉はカチンコチン、Tシャツは汗でグッショリ重い。
お弁当にサンドイッチを買った時におまけでもらったバナナで栄養補給して先を目指す。

バナナパワーで残すところあと1km



ここからひたすらキツイ上り坂が続く。
町を出発して2時間30分、やっとのことでクアンシーの滝に到着。



もう体はボロボロだ・・・。

天候があまり良くなく曇り空だったことが幸いした。
もしギラギラ照りつける太陽の下、山道を2時間半も自転車をこいでたらきっとぶっ倒れてるだろう・・・。

滝は落差もけっこうあり迫力がある。
マイナスイオン出まくりだ!!

エメラルド色の天然のプールで泳ぐ事も出来るが、川の水はめちゃくちゃに冷たい・・・。





たっぷり運動した後だからピシャっと冷えた川の水が爽快に気持ち良かった!!

そしてなぜだか敷地内にクマもいる。



お弁当を食べて、少し泳いで、滝を見てちょっぴり癒されて、帰りの体力を充電!!





当然、来たからにはまた戻らなきゃいけないわけで・・・、チャリンコでね。

帰りもアップダウンの激しい坂道をたっぷり2時間半・・・。

そんな無謀でバカな事やってたのはおれたちだけだった。
他のツーリストはツアーの車で来てたし、地元のラオスの人たちもトゥクトゥクやバイクで来てた。

往復60kmを約5時間かけて走破!!

途中の村や集落を通る度、誰かとすれ違う度に「サバイディー!サバイディー!!」と声をかけられる。
その度にしんどくても笑顔で「サバイディー!」と答えるおれたち。
なぜだかわからないが「ガンバレ!!」と励まされてるような気がした。

ルアンパバーンの町に戻り自転車から下りた時、地面に着けた両足が震えた・・・。
それはやり遂げた達成感から来る感動の震えか?
それともただの疲労か・・・?

とにかく翌日に疲れを残さないため、マッサージ屋でたっぷり1時間、ボロボロの体を癒してもらった。

おつかれさーん!

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イン・ザ・世界遺産

一日に一本だけオヤスミのタバコ。

ゴハンの時の食後のタバコ。

移動の時のリラックスのタバコ。

この一箱が最後のタバコ。

こうしておれの禁煙は終わった!!
やっぱりタバコは美味い、美味すぎる・・・。
十数年続いていた習慣がそうそう容易く変わるもんでもない!!
そしてラオスはタバコとビールが安い。

チェンマイからバスで6時間半かけてラオスとの国境の町チェンコンへ。
一等エアコンバスだったので楽々なバスの旅。

チェンコンでは泊まらず、メコン川を渡し舟で渡りラオス入り!!

サワディーカップからサバイディーへ。
85日滞在したタイともついにお別れ。

メコン対岸にタイを見ながら、ラオス側の町フェイサイで一泊。



翌日、スローボートで世界遺産の町ルアンパバーンを目指す!!
ルアンパバーンまでは一泊二日の道のりだ。

船内の様子はというと99%ツーリスト!!
並べられた木製の長椅子に窮屈そうに収まっている。
収まりきれないヤツ等は床にゴロリと寝転がる。

久しぶりに“ガイジン修学旅行”だ・・・。

欧米人旅行者よ、なぜにキミ達はいつでもどこでもビールをガブガブ飲むんだ!?

流れる景色、風に吹かれながらの川くだりってのはなかなかイイねー!!



メコン川を眺めながらボートに揺られること約6時間。
とにかくケツが痛い・・・。
日暮れ前にパクベンに到着、そしてこの町で一泊。

さらに翌日もボートに揺られ8時間。
もう流れる景色に目も止まらない・・・、ただただケツの痛さに耐えるのみ。

船内では飲み物や食べ物も買えるし、トイレもあるし、タバコも吸えるので特に苦労もなかった。

ついに世界遺産の町ルアンパバーンに到着。



さすがに連日の移動は疲れがたまる・・・。

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ギターマン、カムバック!!

バンビエンはやっぱり最高に楽しかったーー!!



向こうでたまたま京都出身の二人組みと友達になって、川辺でNINTENDO DSの通信対戦で盛り上がったり、洞窟探検に行ったり、名物のチュービングにも出かけた。

あぁ・・・、もうひとりガンジャマンもいたんだ。
ガンジャマンは夜しか見かけない。
だいたいいつもボーっとしてるガンジャマン。
一緒に食事にいってもひとりハッピーメニューを食べるガンジャマン。

でも、チュービングはガンジャマンも誘って4人で行った。
いつも薄暗い部屋にいるみたいだから、たまには光を浴びさせてやらないとね・・・。

チュービングはタイヤのチューブにまたがり、ただひたすらに川を流されるだけなんだけど、これがけっこう楽しい。
川沿いにはバーやレストランがあり、飛び込み台やターザンジャンプみたいなアトラクションもある。

ビアラオ飲みながら川の流れに身を任せ、ドラゴンボールに出てきそうな変なカタチの山を見ながら流されてるとまるでパラダイスにいるんじゃないかとさえ思えてくる。

後半は流れも弱くなり自力でチューブを漕いで進まなきゃいけない・・・。
4時間ぐらい流されてるから最後の方は疲れてるし飽きてくるし、少ししんどいんだけど・・・。
川の水は冷たかったけど、めちゃくちゃ楽しかった。

チュービングでもガッツリ日焼けしたし、毎日川辺で日光浴もしてたもんだから、すっかり真っ黒に焼けてしまった。
だんだん現地人化していってる!
宿のロビーでリラックスしてると、着いたばかりの宿を探してる欧米人に「部屋ありますか?」なんて聞かれることもしばしば・・・。
「ハロー」って声かけられるより「サバイディー」って言われる方が多い気がする・・・。



楽しかったバンビエンに別れを告げ、ビエンチャンに戻って来た。
一泊だけしてバンコクに向かうつもりだったけど、「ギターマン、カムバック」なんて宿のヤツや、ずっと泊まってるオランダ人のオッサンに言われると居心地が良くてもう一日予定を延ばすことにした。

前回も泊まったこのクソ宿でまた宿のヤツとギターを弾いて、オランダ人のオッサンが“イマジン”を歌って、ロビーが妙な盛り上がりをみせている。
他のお客さんには迷惑かもしれない・・・、ゴメンなさい。

明日はラオスを出てバンコクに向かう!!
一日余裕を持って動くつもりだったのに、滞在日数がギリギリだ・・・。

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ギター、旅、読書

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