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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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怪しく光る夜のモスク

夜の街は気持ちがイイ!!



昼間は人と車で埋め尽くされる通りも、夜になると人通りも減り、静かな街に怪しく光るモスクが神秘的。



ヨルダンもそろそろ終わりにしてシリアに向かおうと思う。

シリアの首都ダマスカス行きのバスのチケットも予約した。

中東はビザがちょっぴりめんどくさい!

エジプトは空港で15$支払い一ヶ月のツーリストビザをゲット!
ヨルダンはビザなしで入国出来た!

ここまでは順調。

さて、シリア・・・。
手持ちのガイドブックの情報によれば国境にてビザ取得可らしいが、条件としては自国にシリアの大使館がない場合のみということ。

ちなみに日本にシリア大使館はある・・・。

バスのチケットを買う時に国境で問題なくビザを取れると言われたが、聞いた話じゃ、国境まで行ってビザが取れず追い返された人もいるとか、いないとか・・・、ビザ発給まで国境で10時間近く待ったとか・・・。

まぁ、結局のところ行ってみなければ分からんわけで!!!

とにかく明日、シリアへ!!

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死の海リゾート

死海(デッド・シー)生物が存在しない死の海。

その死の海に行くため車を一台チャーターすることにした。
半日チャーターして40JD・・・。
ふたりで払うとなるとちょっぴり高い・・・。

ヨルダンの通貨はJD(ヨルダン・ディナール)
1$が0.708JDなので1JDは日本円にすると140円ぐらいかな・・・。

1ディナール以下は人によって言い方が違うのでややこしい!!
例えば0.5JDだと、“ハーフディナール”と言う人もいれば、“500フィルズ”だったり、“50ピアストレス”だったりして最初のうちは混乱した。

物価はエジプトに比べて高いらしいが、エジプトはカイロに数日とヌエイバではキャンプ場という特殊な場所にいたのでいまいち物価がつかめず、高いのかどうかはよく分からない・・・。

1.5ℓのミネラルウォーターや缶コーラが0.3JD(ぺトラ遺跡の中じゃ2JDで売られていた これはアホのように高い!!)
路地裏の茶屋でトルココーヒーやお茶が一杯0.25JD

ローカルタバコ一箱 1JD マルボロはもう少し高い!!

食事は大衆食堂のようなところで、ケバブのサンドイッチが0.5JD
グリルチキン半分とゴハンにサラダをつけて腹いっぱい食べて3JDぐらい!!
何を注文しても絶対に山盛りのピクルスとピタブレッド(中東でよく食べられているパン)がついてくるが、これは料金に含まれているのかは不明・・・。
なくなったらどんどん持ってきてくれるのでおかわりは自由っぽい!!

今、アンマンで泊まっている宿がツインルームで12JD

でも、アカバはアンマンより物価が少し高かったし、ぺトラのあるワディ・ムサなんてすべての物が二倍近くしていた。

たぶん平均して一人当たり、一日1500~2000円ぐらいで生活してる感じ。

だから貧乏旅行者にとって40JDってのはけっこう大金なのです。

車には4人まで乗れるということで、宿でシェアメイトを探したところイギリス人のオカンと息子の二人組みを見つけ、四人で死海に向かう事となったわけ・・・。

死海に向かう途中、マダバって町の教会にある大昔のモザイク画を見たけど、かなり微妙だった。



詳しくは知らないけど、旧約聖書ゆかりの地を示した昔の地図だとか・・・。



そしてモーゼがどうのこうのしたとか言うマウント・ネボって山を通り抜けて死海へ!!
このあたりは旧約聖書に関係する地が多いらしいが、まぁ何のことやらさっぱりって感じだ・・・。

実は死海の周りには一泊300$以上するような高級ホテルが立ち並び、リゾートエリアだったりする。
入場料を支払いプライベートビーチで死の海リゾート!!



入場料を取るだけあってプールやシャワーも完備していてなかなか快適。
もちろん死海ででも泳げる!!!



そして、死の海へ・・・。

水に入った感触からして何かが違う・・・。

なんかヌルヌルするような感じ。

浮力がかかってくるとともに、その違和感は増していく。

そして、プカっと体が浮き上がる!!



ホントにまったく体が沈まない・・・不思議な感覚。

ここなら泳げない人でも絶対に溺れないから安心安心。



塩分が濃いだけに、どれぐらい塩辛い味がするのかと水をなめてみたところ、塩辛いを大きく通り越して激しくニガイ!!!!!
そして、目に入るととんでもなく痛い!!!!

もちろん傷口なんかあると強烈にしみる・・・。
毎夜、ブツブツのかゆさに負けて掻きむしっていたのでおれの体には無数の小さな傷・・・。

塩分が傷口にしみるぜーーー!!!

でも、おかげでブツブツも塩で殺菌消毒されたのか、ほとんどスッカリ回復した。

死海ビーチでは体に真っ黒な泥を塗っているオッサンを見かけたが、美肌効果でもあるんだろうか??



死海で泳いだ後は肌がツルツルしているような気がしたけど、泥パックでさらに効果アップかな・・・、オッサンに美肌は不要だと思うけど。

シャワーで塩を落としプールでひと泳ぎして、死海の向こうイスラエルの大地に沈む夕日を見て、なかなか充実の死海リゾートだった!!

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ぺトラウィルス発動

ヨルダンっていえばぺトラ!!



ここも世界の遺跡ベストテンに入るんじゃないかってぐらい有名な遺跡だけに観光客は多い・・・。



恥ずかしながら実はガイドブックを買うまでペトラ遺跡がヨルダンにあるって事は知らなかった・・・。



その存在はテレビの「世界遺産」で知ってはいたけど。



とにかくペトラでは人に気をつけろ!!とアカバの旅行会社の人からも言われていたし、もちろん観光客の多いエリアにはめんどくさいヤツらが付き物なのは承知してる!!



さぁ、どんなヤツらが待ちかまえてるのかと楽しみにしていたが、そんなにしつこいヤツらもおらず、意外にものんびりと遺跡観光をすることが出来たのは幸い。



それにしても暑かった・・・。



たっぷり8時間かけて遺跡の大部分は見た感じ。



こういう遺跡を見ると思うのだが、昔の人ってのはスゴイね!!
ろくに道具もない時代に手作業でこんなもんをよく造ったなぁーー!



おつかれさーん!



しかし所詮は人の造りし物、大自然が偶然に創り出した絶景には勝てない!!と、おれは思う・・・。





ペトラを見てしまえば、ワディ・ムサの町に用もなくさっさと移動。

目指すは首都アンマン!!

町のバスターミナルからアンマン行きのミニバスが朝から夕方までに数本あるというアバウトな情報を頼りにバスーターミナルへ向かったが、残念ながらひと足遅く、5分ほど前にミニバスは出発してしまっていた・・・。

次のバスは30分~2時間後という、これまたいい加減なタイムテーブル。
というか時刻表があるわけでもなく、バスに人が満員になったら出発なんだろうね、たぶん・・・。

さて、時間もあることだし飯でも食ってのんびりしてようかと思ったが、オッサンに捕まった!!

「ヘイ!ジャパニー、時間もたっぷりあることだし一曲やってくれや!!」

ギターを持って旅してると時々こういうことになる・・・。

バスターミナルのど真ん中に腰を下ろし歌ってみたところ、あたりにいたオッサンが全員集まって来て人だかりが出来てしまった・・・。

もしやこのままバスの出発時刻まで歌わされ続けるんじゃないかと思ったが、人だかりの中のオッサンのひとりが「これからアンマンの空港まで行くから乗ってくか?」と声をかけてくれたおかげで待ちぼうけを喰らうことなく無事出発!!

困った時は歌でも歌ってみるもんだな・・・。

アンマンへは砂漠の中の一本道をひたすら車は猛スピードでぶっ飛ばし4時間ほどで着いた。

親切なオヤジで宿まで案内してくれたので、宿探しの手間も省けたのでラッキーだった!!

アンマンの街は首都だけに活気もあり、なかなか素敵な路地もありそうなのでおもしろそうだが・・・。



ここで病に倒れることとなった・・・。

ちょうどペトラ観光の後ぐらいから体にブツブツが出来始め、アンマンについた頃にピークを迎えブツブツ大量発生!!

おれは全身に100個ぐらい・・・、彼女の方はもっとひどく200個ぐらいのブツブツ・・・。

ワディ・ムサの宿で虫にでもやられたか、もしやペトラの呪いか・・・なんて思って、薬局にかゆみ止めの薬を買いに行った。
とにかく、かゆくてかゆくて夜も眠れない・・・。

薬局の人に尋ねると、虫刺されじゃなく細菌性の病気だそうだ。
この辺のアラブの人なら一生のうちに絶対に一回はかかる病気でだいたいは子供の時にかかって、その後は二度とならないらしい。

「私もたしか・・・、5歳ぐらいの時になったかなぁ 笑笑笑」だって・・・。

「まぁ、一週間もすればすっかり治るから」と言って塗り薬と飲み薬を処方してくれた。

その夜、薬を飲んだおれはどうやら薬が体に合わないようで、強烈な下痢の副作用・・・。

アンマン滞在4日になるが毎夜ブツブツのかゆさと戦いながら眠れない夜を過ごしている。

病気といってもかゆいだけで体は元気なので問題なし!!

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サマーデザートキャンプ

砂漠キャンプツアーに行ってきた!!



同じ車に乗り込んできた他の参加者はなんとブラジル人のオジサンだった。
なかなか旅先でブラジル人と知り合う機会は少なく、彼女にとっては貴重な情報交換の場であり、久しぶりにポルトガル語でペラペラと喋れるということもありご満悦の様子。

さて、三人を乗せてジープはひとまずキャンプ場へ。



砂漠のど真ん中にあるのかと思ってたけど、舗装された道路から5分ほど車を走らせた場所だった。
な~んか期待ハズレ!?
とはいっても道路も砂漠の真ん中を突っ切っているので、まぁ周りには乾燥した大地しかないのは確かだ。

サマービーチキャンプの時と比べるとかなり設備は整っているように見えるが、まともに水は出ないしテントの中は砂だらけだし、泊まった感想としては大差なし・・・。



そもそも、快適に泊まれるなんて思っちゃいなかったけどね!!

荷物を置き砂漠ツアーに出発。



砂漠の中の見所らしい場所に車を止めては撮影タイム!!



もちろんやっぱり砂漠にはラクダビジネスが存在するようで、見所にはラクダ使いのオジサンが日陰からヤル気のない声で「ラクダに乗らねーか?」と言ってくる。



「乗らない!!」



ツアーも前半のうちは「砂漠スゲー!!」とか思いながら楽しんでるのだけど、後半になってくるとどうも飽きてくるんだな、これが・・・。



どこかの見所で他のジープで来てたツーリストと挨拶を交わしたが、これもまた偶然にもブラジル人だった!!

ブラジル人は砂漠好きか?

この砂漠ツアーも彼女の方が熱心に下調べをしてて、どちらかというとおれは付いていったって感じだったしね。

最後の見せ場である“アラビアのローレンス”(タイトルだけは聞いた事があるが見ていないので詳しくは知らない)の撮影のために作った城の前で、なんとジープは砂に足を取られて立ち往生してしまった・・・。



ちょうど飽きもピークに達してたもんでこれにはドキドキした!!

ドライバーも初めてのことらしく、かなりあせってた様子。

タイヤの空気を抜いてみたり、砂を掘り返したりしてみるもののまったく砂から脱出出来ない・・・。

おれは密かにこのまま夜になり、砂漠のど真ん中で飢えと乾きと夜の砂漠の寒さに耐えながら翌朝の助けを待つっていうサバイバルを期待していたんだが、残念ながら砂漠をフラフラしてた“砂漠の民”っぽいオヤジの力を借り無事脱出成功!!



ちょっと残念・・・。

しかしあの砂漠の民のオヤジはなんでフラフラ歩いてたんだろうか?

それは謎・・・。

そしてキャンプに無事戻り、サンセットを見て終了。



日が暮れたらお待ちかねのディナータイム!!

砂漠の民の料理法らしい砂のオーブンで焼いたチキンとラム肉はジューシーで柔らかくめちゃくちゃ美味かった!!



正直なところ砂漠ツアーに満足しきってなかったが美味いローカル料理が食えたのでまぁ合格って感じ。

美味い料理で満腹になり、風の音しか聞こえない夜の砂漠に腰を下ろしていると、またいろんなことがどうでもよくなってくる・・・。

夜の砂は冷たく裸足で歩くと気持ち良い。
満月の光が反射して砂が白く光って見えて美しい。

これで充分じゃないか?

このままここで砂漠の民として暮らして・・・いこう・・・かなぁ?



いやいや、やっぱり砂漠は不便だ!!

翌朝、朝ゴハンを食べ、ぺトラ遺跡のあるワディ・ムサの町まで送ってもらいツアーは終了!!

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週末は木、金

エジプトから海を渡って、ヨルダンのアカバへ!!

ヌエイバのフェリーポートから昼頃に出発する(らしい)という話なので、とにかくフェリー乗り場へと向かった。

チケットオフィスでチケットを購入し、出発時間を聞くと1時には船が出るということだった。

出国手続きなんかを済ませて、待合室のようなところに着いたのが12時を少し回った頃。
まぁ、お茶でもして待ってればちょうどいい頃合だと思ってたが、これがまったくフェリーがやってくる気配がない・・・。

ひたすら待つこと4時間・・・。

やっとフェリーに乗り込んだと思ったら、何やらわからない列に並ばされる。

どうやらこれがイミグレーションのようで、パスポートにスタンプを押され、あっさりヨルダンに入国。

日本人はビザ不要で一ヶ月の滞在許可がもらえるらしい・・・。
ちなみに彼女はブラジル国籍なのでビザが必要だが、一ヶ月のツーリストビザが無料だったようだ。

こういう時、旅をするのに日本のパスポートは便利でいいなと実感する!!
日本のパスポートを持っていればビザなしで旅行出来る国は多い。

そしてやっとフェリーが動き出したのが夕方6時・・・。

とにかく、チケットを買うにしてもフェリーに乗るにしても、列、並ぶ、待つ、おっさんが平気な顔して割り込んでくる。
ひたすらこの繰り返しで、たっぷり疲れた・・・。



ヌエイバからアカバまではたったの1時間半・・・。

このためにどんだけ待ったことか!!!!!アホらしい・・・。

アカバの町はというと整備されたリゾート地といった感じで、すごく過ごしやすい。





町は綺麗だし、飯も美味いし(特にデザート系は充実)、とにかくヨルダンのオッサンはおもしろいし!!







町を歩いてたら誰だがわからんオッサンが声をかけてきては「まぁ、ちょっと座って茶でものんでいけや!!」って呼び止められる。

オッサンと話しながら甘いミントティーを飲み、水タバコをふかしながら海を眺めてたら、またいろんなことがどうでもよくなってくる・・・。

海は人をダメにするのか??





ダメ人間にならないためにヌエイバから脱出したのに、アカバでまた崩れようとしている。

長期滞在を決め込んで宿代の値引きを交渉したが、なんと木曜日と金曜日がヨルダンの週末にあたり首都アンマンからの観光客が押し寄せるため週末価格なるものが存在するため交渉不可・・・。

なんと宿代の倍率は1.5倍・・・。

さすがに週末価格になった宿に泊まる気はないので、ツアーを組んでワディ・ラム砂漠に行くことにした。

砂漠をジープで走り、サンセットを見て、キャンプするというプラン。

海キャンプの次は砂漠キャンプだ!

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