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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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国境の町 河口

昆明を昼に出発したバスは
街を抜け、
山を越え、
菜の花畑を通り、
ススキ野原を通過し、
また山道へ、山道へ、山道へ・・・

隣に座ったオヤジは臭いがガマンガマン!
おれの席は最前列の特等席。
角刈りで色眼鏡で背広姿の昭和チンピラ風ドライバーのすぐ後ろだった。
景色も荒い運転もよくよく見えて楽しく、恐ろしいドライブだ。

ぎゃー、ぶつかる!!
うわっ!?落ちるぅぅぅぅー!

ってなんどヒヤヒヤした事か・・・。

こんな時はROCKを聞こう!
ギターの歪んだ音がテンションを上げてくれる。

夜に山奥の食堂でゴハン休憩をとり、深い霧の山道をさらに進んだ。

河口のバスターミナルに着いたのは日付の変わる頃。
気がつけば乗客はおれひとりになっていた・・・。

さてと、地図もないのでどっちにいこうか??

バスターミナルを出て左へ、ひとつ目の角を左へ。
川沿いに出たのでさらに左に曲がり進むと国境があった。
さすがに夜遅いのでゲートは閉じていたが・・・。

国境へ続く道で宿屋のオヤジに声をかけられた。
疲れてるし、夜も遅いし、とりあえずチェックイン・・・。
ホコリっぽく湿っぽい部屋、カビ臭いベッドで眠りについた!

窓の外の騒がしさで目覚めた。
早朝から国境を越える人や荷物、その喧騒の真ん中におれはいた。

たまらず引越し。
設備は中級ホテル並、セミダブルのベッドがふたつ、レターテーブル、ベランダまであるが、交渉の末50元で泊めてくれるそうだ。

河口の町は小さい。
中心部は30分もあればだいたい一回りできる!
町で日本人のオジさんと知り合った。
この町へはアソビに・・・だそうだ。

国境の町ってのはなぜに殿方のための解放区になっているのか?
ホテルの備品からして怪しいとは思っていたが予想通りだ!

町の中心部、一見して土産物屋の集合雑居ビルの2階と3階、吹き抜けを取り囲むようにそのピンクエリアは広がっていた。
そっち系の遊びはしないのだが、オトナの社会見学に出かけてみた。

少し歩くと、狭い廊下で通せんぼを喰らいタックルをかまされた。
身軽にヒラリとかわしが、バランスを崩したところで別の奴に捕まった。
カバンや腕を掴まれ、無理やり店内に引きずり込まれそうになったところで、女性相手に掴む腕を本気で振りほどき逃走・・・。

無事脱出成功!!

かなりアグレッシブな客引きだ・・・。
オトナの社会見学どころか恐怖の社会見学だった。

相場40~50元(500~650円程度)らしいので、興味のある殿方は是非どうぞ!

さあ、橋を渡ればその先はベトナムだ!!

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メリークリスマス昆明!

昆明の街にいます。
なかなか、日本語の使えるネットカフェが見つからず、今のところで五軒目にしてやっと見つけました!!

昆明へ向かう列車では15元の列車弁当を食べたり、本を読んだり、



景色を眺めたりと、気分は『世界の車窓から』な感じで快適な旅!



乗客は少なく6人用のコンパートメントにおれひとりだった!
それに上海から乗った列車よりも車内も綺麗で設備も良かった。

昆明までは18時間30分の列車の移動。

昆明駅はスゲーカッコいいカタチをしている。



だいぶ南下して暖かくなったとはいえ季節は冬、まだまだ長袖は必要だ!
それでも上着は脱いで過ごせるぐらい。
日本で言うと、ちょうど春先の暖かい日ぐらいかな?
朝、晩は少し冷え込むよ・・・。

今回も宿はアグレッシブなオバちゃんに紹介してもらった。
シングルルームで50元、けっこう狭い!!



どうもこの宿は外国人は泊まれない中国人専用宿らしいのだが、オバちゃんの名前を借りてチェックインを済ませた。

いいのか?

小龍包や水餃子や、はたまたサトウキビを猿のようにかじったりしながら、街を歩いた。

食文化ってのはホント各国様々で、ポテトチップスの味にしたって、日本じゃ考えられないようなモノがある。
中国でおもしろいのを発見した!!

きゅうり味のポテトチップス!

これがなかなか、どうしてけっこういけるのだ!!
きゅうりの水っぽさと、あの独特の味がちゃんと出て、なおかつポテトチップスとして成立してるあたりがスゴイなと感激だった。

今日はクリスマスイブですね。

きっと日本はイルミネーションやら、なんやらで街は賑わってるんだろうな!
こっち中国ではぜ~んぜんっ・・・
ホテルやデパートの入り口にMerry Christmas & Happy New Yearって看板が出てるぐらいで、特に何もなさそうだ。
ちなみにこの看板、東南アジアでもよく見かけるが、2月ぐらいまでかかったままのトコロが多い気がする!!

明日からベトナムとの国境の街、河口に移動。
この旅、初めてのバス移動。
河口に到着するのは深夜になるので、泊まるところを確保出来るだろうかなど、少し不安もある。
しかも、ここから先のガイドブックを持ってないので、情報にも乏しい。

まっ、行ってみるしかないねー!!

なせば成る!!

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国際的ニート

旅をしてるってのに・・・

今日は引きこもってました。

だって寒いから・・・

日本にいる時とあんまり変わらない生活。

食料を買い込んで、部屋でギターを弾き、本を読み、ゲームして、音楽聞いて!
時々、外を散歩して、ネットカフェに行ってみたり・・・。

まぁ、でもだいたい旅行中ってこんな感じ。
人によってはガンガン観光に行ってって人もいるけど、おれはゆっくりゆっくりがいいね。
昼間は人が少ないところに向かって歩き、のんびり景色を眺めたりボケーっとする。
夜は屋台で買い食いしながらビールを飲み、にぎやかなところを歩く。
夜はね、やっぱりひと気のないところはなんとも言えない危ない空気感があるからね・・・。

明日からまた列車に乗って昆明という街に移動です。
18時間ぐらいの列車の旅だね。
今回はスリーパーシートの下段を予約してみた!
快適な列車ライフが送れればいいけど・・・。

一週間たって少し中国の旅に慣れてきた気がする。
中国語もほんの少しだけど覚えた!

「ツァースゥオー ザイ ナァーリ?」

中国語で『トイレはどこですか?』って意味。

これ、旅してる時に超重要な言葉だね・・・。

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悪魔の実

屋台で悪魔の実を見つけました。



真っ黒で悪魔の角みたいなカタチをしてる。
前にテレビで見た事があったから、食えるって事は知ってたけど実際に見るとやっぱり不気味だ・・・。

確か・・・、何かの実だったか、種だったか・・・?

さすがに金出して買う気にはならないので、屋台のオバちゃんに頼んでひとつ頂戴した。

殻は硬く、割ると中には栗のような実が入っている。

味は栗っぽいけど、甘さはあまりなくなんとも中途半端。
見た目のインパクトとは違い、不味くもなければおいしくもなく、印象に残らない物だった。

これでおれも悪魔の実の能力者か!?

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上海から桂林へ

列車に揺られ21時間と15分、桂林の街に到着。

三段寝台ベッドの一番上を予約したのだが、天井が狭くて起き上がる度に頭を打つ!



車内ではお弁当も売られているが、車両の連結部に給湯器が設置されていて、みんなお茶やら持参したカップ麺を作って食べていた。

出発して一時間も過ぎたころには共用スペースの洗面所、トイレ等はマザーファッカーな状態に・・・。

おれは晩飯に弁当を食い、する事もないのでさっさと寝る事にした。
エアコン完備、多少のすきま風で冷えるが、布団付きだったのでぐっすり眠る事ができた。

目が覚めてもまだまだ桂林に着かず、持参したオレオとスニッカーズで食いつないだ。
今までの旅でもなんどコイツらに助けられた事か・・・。
ちなみに中国ではオレオは「奥利奥」と表記されている。

桂林に着いたもののさっぱりわからないので、とりあえず人の流れに付いて行き駅の外へ。

大通りを歩いていると、客引きのオバちゃん達がガンガン声をかけてくるが、当然のように中国語!

あの~、おれは旅行者なんですけど・・・。

中国語なんて分かるはずもないおれにアグレッシブに詰め寄って来る。
相手がそうくるなら、おれだって負けてられん!!

「オバちゃん、一泊50元ぐらいでホテル探してるんだけど、どっかいいとこ知ってる??」

不思議なもんで日本語でなぜか通じたみたい・・・。

オバちゃんに連れられて行った宿は50元(650円ぐらいかな?)で無駄にダブルルームでお湯も使えてテレビ付き。
エアコンはぶっ壊れて使えないけど、けっこう南下したおかげでだいぶあたたかいので、必要なしだ!

上海と違いこの街はだいぶ物価も安いので過ごしやすい。
麺類一杯で5元、ゴハンとオカズ3~4品の定食のようなものでも6元程度で食える。

念願のシングルルームなので、今日は一日中ギターを弾いていた。
しばらくのんびり過ごそう。



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