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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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ユル宿でゴロゴロ

プノンペン滞在、一週間が過ぎようとしている

はっきりいって、なんもしてない!!



天候も回復し、ここのところ晴天続きだが、新しく引っ越した宿がかなり快適で、そのせいもあって重たい腰がなかなか上がらない

部屋数が少なくスペースを広々取っている
泊まってる客も前の宿に比べてのんびり過ごしてる人が多い
少し奥まったところにあるので客引きの手も届かない
スタッフも特に何も言ってこないので全体的に雰囲気がユルユルとした感じの宿

宿泊棟から湖上レストランへと続く通路だけ見れば、完全にリゾート地で、日がな日光浴をしたり、ギターを弾いたり、読書をしたりして、一日中ゴロゴロしている



これで湖というか池の水が綺麗だったら、通路を駆け抜け、池にダイブして泳ぎたいところだが、それは無理!!

池の水は汚いのでまったく泳ぐ気にはならない



ここ数日はレイクサイドのチャイ屋、タコス屋、宿の湖上レストランとを往復する毎日



飯食ってそのままゴロゴロして、お茶してまたゴロゴロしてると夕食の時間になり、食後のデザートを賭けてビリヤードで真剣勝負



今のところ負け越してるので少々悔しい

時間とはすべての人に平等に流れてるのだろうけど、本当にそうだろうか?と思えてくる
こういう暮らしを送っていると、一日という24時間はあっという間に過ぎていく気がする

時計に目をやる瞬間瞬間はぜんぜん時間が経ってないように思うが、結局今日一日が終わってみればあっという間でそれは昨日も明日もやっぱりあっという間の一日なのである



暇だっら観光にでも行けばいいんだけどね
プノンペンのアトラクションの一番人気は射撃らしく、毎日多くの観光客が行ってるらしい

聞いたところによると、30発で30$から40$ほど

別口で聞いたところによると、これは噂みたいなものだからウソかホントかわからないけど
2万円から3万円出せば標的が豚や牛に変わり、5万円も出せば標的は人間になるらしい

5万円で殺される人は死刑囚らしいけど、人の命までが金になるというのは東南アジアの凄まじいところ

まぁ、真実は闇の中だけど

べつに銃を撃ってみたいなんてこれっぽっちも思わないので、射撃にはまったく興味なし

ということで、やっぱり今日もゴロゴロしてしまう



そろそろ行こうか?ベトナムへ
生春巻きとフォーとベトナムコーヒーが待ってるぜ!!

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湖畔のヒッピーヴィレッジ

カンボジアの首都プノンペン
ここに向かうバスは有名安宿キャピトルの前に到着することになる

バス到着を待ちかまえる大量の客引き

ハロー、マイフレンド!!
アリガトウ、コンニチハ!!
トゥクトゥク、モトバイ!!

アジノモト・・・

おい!日本人を見るなり“味の素”っていうな!!

とにかく彼らも、あの手この手を使って客を取るのに必死だ
それは承知してるつもりでも、ダルイものはダルイわけで・・・

初めて来た時もキャピトルホテル前の客引きに圧倒されて、どこでもいいからとにかく逃げ出したもんだ

それは今回も変わらない

こんなとこに泊まる気なんてまったくならない

プノンペンの観光地といえば、ポル・ポト時代の爪跡とかちょっと落ち込んでしまうような見どころが多いだけにあまり見に行く気にもならないので、プノンペンでくつろいで過ごすという事をテーマに滞在してみようと考えていた



それには美味い飯屋と快適な宿が必要だ

宿は街の喧騒を避け、レイクサイドなんて呼ばれる湖畔に取ることにした
レイクサイドとは名ばかりで、実際は汚い池の周りに広がるスラム街のようなところだ



そして、なぜか湖畔にぽつんと建つモスク・・・



以前から気になっていたエリアではあるが、まさかプノンペンにこんな場所があるとは思わなかった



簡単に言ってしまえば、雰囲気はインドの安宿街に似ている
まぁ、要するに“汚い&うさんくさい”という二大要素を兼ねそろえているわけだ

いちおう湖上に突き出したテラスなんかもあって、汚い“池”を眺めながらであるが、くつろぐことが出来るので合格点をあげても良いだろう



宿が決まれば、次は飯屋

レイクサイドの100mほどの通りはツーリストに便利な施設が目白押しで、レストラン、バー、ネットカフェ、商店となんでも揃っているので不便はない

なぜかインド料理屋が多いのがこれまた不思議なところ・・・

カレーの味はまぁまぁだが美味いチャイが飲める店を確保
次いでタコスが超ボリュームで美味い店も発見

レイクサイドから少し離れて、街の中心地あたりにあるセントラルマーケット
このあたりには中華料理屋が多く、以前来てた時も何度か通っている

ここでも一軒、行きつけの店を決めた

水餃子がめちゃくちゃ美味く、中国の青島ビールが飲める



今回の旅でいろんな国に行ったけど、けっこうその国のビールってのは思い出に残ってるもので青島ビールもなつかしくて、ついつい飲んでしまう

中華料理屋にしても、チャイ屋もタコス屋も従業員は親切かつ丁寧な接客でかなり感じが良い
それに対して、宿の周りで集まっている乗り物系(トゥクトゥクやバイクタクシーのドライバー)の奴らのダルさは半端じゃない!!

一歩宿から出ようものなら、客引きが押し寄せてくる
毎回毎回、断っても断っても、しつこくしつこく声をかけてくる

夜なんかになるともっとヒドイもので・・・
乗り物を断ると、ブンブンマッサージ(エロい方のマッサージ)はどうだ?ハッパはどうだ?と、さらにしつこさは増す

仏の心を持ち合わせるおれとしては、この手の連中とも適当に付き合う事が出来るが、同行者のブラザーはけっこうコイツらにイライラしてる様子だ

で、こんな場所だけに夜になるとやっぱりスモーカー大佐も現れる
どうやら泊まってる宿がスモーカー宿だったのか、夜になると湖上のレストランでは鼻をつく紫煙が漂っている



なるほど納得!

それで宿の従業員もやたらとオススメしてくるわけだ

さらには夜中になるとホットなカンボジアンガールが出入りしてるし、とにかく宿前にたむろしてるドライバーのぼんくらオヤジ達がダルイ!

朝から晩までずっといるしね・・・

さっさとベトナムへ抜けてしまえばいいのだが、どうも近頃天気が悪くてダメだ・・・
雨の中、移動して宿を探してっていう気にならないので、天候の回復を待ってからベトナム入りしようと思っている

どうやら今週いっぱいぐらいは雨続きの天気みたいだけど・・・

ということで、もうしばらくいることになるので引っ越しをして、プノンペンでのんびりやってみたいと思う



プノンペンもここ数年でだいぶ変わったなぁ~って思う
交通量、特に車が増えたように感じるし、みんなちゃんと信号も守るようになってるしね

初めて来た頃なんて、プノンペンの交差点は常にパニック状態だった

ショッピングモールの屋上、以前は何にもなかったのに今じゃスケートパークとゲームセンターが出来ていて、インラインスケーターがなかなかの腕前だ



ゲーセンはきっと日本のおさがりなのだろう、おれがガキの頃に夢中になったゲームを子供たちが楽しそうに遊んでいた



子供たちと対戦してみてもよかったが、なんせ格闘ゲームは苦手なんで負けるとガキ相手といえど悔しいので止めておいた

今日もまた雨・・・、チャイでも飲みにいくか・・・

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サカナ先生、カジる

カンボジアという国は不思議な国である
もちろん自国通貨というものが存在するのだが、実際にはアメリカドルで全ての支払いが済ませられる
1ドル以下のおつりがカンボジアリエルという現地通貨で返ってくるぐらい

さらに不思議に感じたのが、物価にほとんど変化がないこと
アメリカドルが流通してるぐらいだから、この度の金融ショックでツーリストインフレが起こっているだろうと予想していた
それが不思議にも、以前、五年前と四年前に来た当時とほとんど変わってないように感じる



ただ屋台のオバチャンまでもが観光客に慣れてきちゃって、ちょっとしたものでも何でも1$って言ってくる

昔、来てた時に気に入ってよく食べてたフランスパンのサンドイッチ
記憶が定かではないが絶対1ドルもしなかったのに、今回屋台で買うと1$だと言われた



あとで現地在住5年になる日本人女性から聞いた話だと、0.5$ぐらいがローカル価格だと教えてもらった

それでボッタくられたと腹を立ててるわけじゃないけれど、観光化に力を入れて旅がしやすくなるのはいいけれど、素朴なローカル感が失われていくのは少し淋しく感じる

それにレストランや宿のスタッフなんかにしても、やたらにフレンドリー過ぎてなんか調子が狂っちゃう

まぁ、完全にアンコールワット観光のためにある町だから、観光業で食って行くためにはそうでもしなきゃいけないんだろうけど



いつかきっと、ここもカオサンロードみたいになるんだろうなと思ったりしてる

とにもかくにも以前とは印象がだいぶ違うカンボジアに驚かされたが、このあと向かう首都プノンペンがどうなっているのかけっこう楽しみになってきたのである

さて、話題の?フィッシュマッサージに行って来た
バンコクでも見かけたが、前回滞在していた頃にはなかったように記憶しているので、この一年ぐらいの流行りなのかもしれない



料金は店によって差があるが20分で2$から3$ぐらい
料金に飲み物が含まれるのでけっこうお得かもしれない

ビール片手に水槽に足を入れると、あっという間に魚たちが集まってくる



よっぽどオナカを空かせていたのだろうか?



どんな感じなのかというと、魚がカジってくるので電気が流れてるみたいにピリピリする
初めちょっと予想外の感覚だったのでビックリしたが、これが案外気持ち良い



ちょっとデカめの魚がカジってくると、痛みを感じるというほどではないが噛まれてる感覚がある

ビールを飲みながら魚にマッサージしてもらい、さらに気持ち程度ではあるが人間も肩と背中をマッサージしてくれる



まったく期待していなかっただけに、けっこう満足してしまった

20分間カジられた後、なんとなく足の角質が取れてスベスベになったような気もするが、ただ単に水に足を入れてたからそんな風に感じただけかもしれないので、実際のところ効果のほどは不明

フィッシュマッサージをするなら客入りの悪い店の方が魚の食いつきが爆発的なのでオススメだ!!

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確信犯の前科者

カンボジア シェムリアップへ!!
気力は十分、準備は万全、でもお迎えのピックアップがなぜだか来ない

東南アジアでツーリストバスなんかを頼むと、宿やチケットを購入した旅行会社にお迎えがやってきて、バス乗り場まで案内してくれ、座席指定はあったりなかったりだけど、事前に予約してるしてるもんだから座れないなんてことはなく、全員を乗せ終え、出発予定時間を大幅に遅れバスは目的地に向かって動き出すってのがだいたいの流れだ

それが今回に限っていえば、待てども待てどもお迎えが来ない



そもそも時間通りにくるとも思ってないので、特に気にもしてなかったのだけど、さすがに一時間を過ぎたあたりで異変を感じ、とりあえず朝飯を食うことにした

腹が減ってはなんとやら。。。

飯は大事だ!!

チケットを購入した旅行会社が開くのを待って、どないなっとんねん!?とクレームを付けに行くが、逆に返される疑いの目線
なんだかんだいって寝坊したんじゃないんですか?っていう言葉が眼の奥から伝わってくる

後に旅行会社サイドのミスが判明し、スタッフ一同揃って頭を下げる結果に終わったのだけど

もちろんこちら側に否はないので、翌日に振替えてもらって無事バンコクを出発!!

カンボジア入国にはビザが必要で国境で取得することも可能だが、申請用紙を記入し賄賂を払い、もし払わないなら払わないで小銭のために口論をし、と、そういうのがもう面倒でバンコクにいる間に事前取得しておいたので楽々で国境通過

国境からシェムリアップまではボロバスに揺られ、休憩で時間調整をされながら日暮れを狙ってシェムリアップに到着
一番驚いたのは、国境からシェムリアップへの道のりが道路になっていたこと
以前訪れた時は未舗装のガタガタ道をバスは砂煙を巻き上げながら進んでいたのに、この数年で随分変わったものだ



日暮れ後に新しい街に着くと、宿を探す気力がまず失せる
そのへんの人間心理をつついてくる宿の客引き
もう暗いし、お腹もへってきたし、移動で疲れてるし、さっさと宿を決めて休みたいと思うのが人間である

シェムリアップといえばあの有名なアンコールワットがある町
バイクタクシーやトゥクトゥクのオジサンたちは、なんとか自分の乗り物を一日チャーターして観光させたいがために、宿までの送迎は無料で行ってくれる場合が多い
そんなに悪い悪い宿に連れて行かれることもないし、もちろん予算を言えばそれなりのところへ送ってくれる
ただし、毎日のように"アンコールワットに行かないか?"と勧誘がしつこい

おれはアンコールワットには行かない!!!

過去にアンコールワットには二回行っている
よっぽど遺跡に興味でもない限り、一生で三回もアンコールワットに行く必要はないと思うわけ

同行してるブラザーも自転車を借りて遺跡巡りをするつもりらしいので彼らの手助けは必要ない

というわけで、客引きを引き剥がし自力で宿を求めた
なんとなく町を歩くと記憶が呼び起こされるもんで、最後に来た四年前の事が思い出される



その当時と比べると、町の雰囲気も随分と変わった
洒落れたカフェやレストランも増え、驚いたことに賑やかなナイトマーケットまで出ている



宿は初めて来た時に泊まったゲストハウスに泊まることにした
もう五年も前の話だけど、おれはこの宿を泊まり逃げしている前科者

まったくなかったわけでもないが、悪気があったわけではない

あの当時、初めてのひとり旅で初めてタイ以外の国に来たわけ
国が変わればいろんな事が変わるもので、タイだったら前払いの宿代がカンボジアでは後払いだった
チェックイン時にもパスポートの提示もせずに部屋に案内されたもんだから、どうしていいかもわからずそのまま数日が過ぎ、チェックアウトの時に掃除のオバさんにカギを返しても何も言われなかったもんだから、ついついそのままお金を払わず出ていったのだ



まぁ、確実に確信犯だったのだけど。。。

あれから少し大人になったおれとしては、せめてもの罪滅ぼしと思い宿併設のカフェで毎日コーヒーやビールを一杯でも飲むようにしている

ブラザーはアンコールワット観光へ
おれはといえば、することもないので司馬先生の"燃えよ剣"を読んで男とはどう生きるべきかを学んでいる



シェムリアップではハサミを持ってアジアを旅する美容師さんに出会った
旅とは人それぞれいろんなスタイルがあるもんだなと思う

お互い京都出身で、しかもかなり地元が近いという縁もあり、食事に行ったり飲みに行ったりと楽しい時間を過ごさせてもらった





厚かましいお願いをして、伸び放題に伸びた髪の毛もカットして頂いた

安宿のトイレが美容室に早変わり



一流のプロの技術



BGMはギターの生演奏



こんな贅沢で素敵な美容室に行ったのは生まれて初めてだ!!

少し毛先を整えてもらい、スッキリ!!



シェムリアップに来てアンコールワットにも行かず、こんなことしてるおれって。。。

今夜あたりはフィッシュマッサージでも試してみようかな?

何年か前に話題になってた魚が入った水槽に足を入れるヤツ
どうも今、東南アジアのニュービジネスなのかけっこう見かけるので試してみよう

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