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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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ナイトウォーカー

アレッポとインターネットで調べると
石鹸の話題がやたらと出てくる

今話題の100%ナチュラルオリーブソープ通販いたします!!

石鹸で有名な町アレッポへはネットカフェ通いのおかげで徹夜移動
重たい頭を引きずってバスに乗り込み、アレッポに到着



アレッポでの生活は最悪!!
生活リズムが完全に崩れてしまい夕方ぐらいから眠り始めて、夜中に目を覚まし深夜の町を散歩





午前中の日が高くなる前に、シリア最大級と称されるスーク(市場)へ石鹸求めてフラフラと





オリーブ石鹸は2年物、4年物、6年物、8年物とあってもちろん古いほど良質らしく値段も高い!!
今まで生きてきて石鹸の良し悪しなんて気にしたことなんてないけど、せっかくなんで最高品質の8年物を購入



これでスベスベお肌を手に入れられるのかどうかはわからないが、使ってみた感じは特に変化はない
ハンドメイドだからあんまりイイ臭いもしない。。。。

アレッポでは石鹸を買ったのみでどこにも観光にも行かず、ATMでお金を下ろし過ぎてしまったので無駄遣いを楽しみトルコへ

トルコへの国際バスは早朝5時発

もちろんまた徹夜だ。。。

トルコ国境までは1時間ほど
ダルい体と重たい頭で出国手続きの列に並んだが、追い返された!!

どうやら出国税のレシートが必要らしい!!
そんなことまったく知らなかったおれは有り金全部を使い切ってたもんだから、仕方なくドル払い。。。

あああ、事前にちゃんと調べておけばよかった。。。。

10カ国目、トルコへ!!

とにかくこの生活リズムを直さないと!!

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地下のネット喫茶

夜の町が好きだ。



人がいなくなってヒッソリとした感じが心地良い。



深夜3時、またネットカフェに入り浸っている・・・。
こんな時間だというのに世界各国オタクという輩はパソコンに向き合いインターネット・・・。

ネットカフェは満席だ。

店内のスピーカーからは音楽が流れ、カチャカチャとキーボードの音が鳴り響き、タバコの煙が揺らいでいる。

雰囲気は日本のそれとまったく一緒!!なんとなく落ち着く感じ。
これでマンガがあったら文句なしなんだけど、それはさすがに期待できない。

東南アジアやインド、ネパールでもエアコンの効いてる室内というのは禁煙の場所が多い。

近頃、日本でも禁煙ブームでなんとなく肩身の狭い喫煙者。

でも中東は違う!!

スモーカー天国だ!!

ほぼどこでもパブリックスペースだろうが関係なく喫煙可。
禁煙と書かれたステッカーが張ってあろうが、こっちの人はどこでも一服しちゃう。
そして、すぐ人にタバコを勧めてくる・・・。

こんな国だからネットカフェももちろん喫煙可、しかもコーヒーとお茶は飲み放題、エアコンも効いてるから安宿のクソ暑い部屋より快適とくれば入り浸ってしまう条件が完全に出来上がってしまうわけ・・・。



明日(というか数時間後・・・)にはバスに乗ってトルコへの国境越えの拠点になるアレッポという町に向かうつもりだ・・・。

幸いにもトルコの“地球の歩き方”をダマスカスの宿で売ってもらうことができ、この町でダラダラしてる間にけっこう読み込んだ。

やっぱりガイドブックは日本語が良い!!
どうも英語だと読む気がしないし、LONELY PLANETは写真もほとんど掲載されていないので、なんか旅のイメージが出来上がらない・・・。

その点、“地球の歩き方”は写真たっぷりでイメージが湧きやすい!!

トルコも良さそう・・・。

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ラマダン定食

ラタキアという町、ガイドブックのシリアの項目でダマスカスの次に掲載されてあったもんだから、どんなところかと思い来てみた。



ハマからバスで三時間ほど、地中海沿岸の港町。

中東の旅は移動が楽でイイ!!
アジア(特にインド山間部)にいた時はバスで十数時間というハードな移動が続いていたから、3時間なんてあっという間だ。

しかもシリアのバスはエアコン完備でキレイだし、水やキャンディーももらえたりしてサービスも良し。

ラタキアでもまたタクシーとモメた・・・。

降りるときになって、もっと出せ!!と要求された。

英語がまったく通じないドライバーだったのでトラブルを起こさないように乗り込む前に何度もジェスチャーを駆使して確認したので金額をこっちがカン違いしたということはなさそうだ。

ドライバーのボディーランゲッジからすると指定したホテルが思ってたより遠かったと言いたそうだったが、そんなことはおれには関係のない話だ!!

おれの方が土地勘はない!!

今回は細かいお金も用意していたから意地でも払わない。

到着早々、町散策を開始したが特に何もない町・・・。



陽気な船乗りたちが毎夜集まる酒場がありそうにもないし、田舎のさびれた港町って感じもしない。

港があることすら感じさせない地方都市といった感じだが、ほとんどのお店にはシャッターが下りたままだし、レストランなんかもまったく繁盛していない・・・。



そう、ちょうどラタキア入りした日がラマダン(イスラム教の断食月)の初日だった・・・。
そういえばパルミラにいる時、あと数日でラマダンが始まると茶屋のオヤジが言っていた。

ラマダン中は日が出ている間、いっさいの飲食さらには喫煙まで禁じられてるらしいが、町の様子を見る限りそんなに厳しくもなさそう。
タバコ吸いながら歩いてる人もいれば、サンドイッチを食べてる人もいるし、お茶してる人もいる。

そのへんはイスラム教徒でも人によるのだろうか??

昼間はレストランによっては営業していない店もあるようだったが、ツーリストはラマダンを強制されないらしく、食べることに困るようなことはなさそう。

シリアに入ってから調子良く旅をしていたのだが、ラタキアに来てそれが崩れた・・・。
そもそも元々からしてそんなにアクティブな旅人でもない・・・。

何もない町ならさっさと移動してしまえば良かったのだが、どうも重い腰がなかなか上がらない・・・ダメだ・・・。

動く気がしない。

「昼間は暑いし・・・」
「ラマダンだしな・・・」

ということで、太陽の出ている間は部屋でゴロゴロゴロゴロ・・・、めんどくさくて食事も取らず買い込んだブドウを食べて“フルーツラマダン”をやっている。

日が暮れる頃にやっと外出!!



宿の近所の食堂では、地元の人が一日のラマダンを終え食事を楽しんでいる。
そこで一緒に“ラマダン定食”(ラマダン中のスペシャルメニューなのかどうかは分からないが、この食堂ではみんな同じ物を食べている)を食べる。



食後は夜の街を散歩して、地元のオッサンに混じって茶屋でお茶を飲んでシメる・・・。

あぁ~、なんてダメな暮らしを送っているのだろうか・・・。

そして夜型になっていく生活・・・。
現在、深夜2時・・・、ネットカフェに入り浸る夜行性のおれ・・・。

シリアに滞在出来るのは28日まで、それまでにトルコに抜けなくちゃならない・・・。

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異世界へと誘う路地

パルミラからハマという町に行ってみようと思った。
どうやらこの町に“ハマロール”なる有名スイーツがあるらしい・・・。

ハマへ行くにはパルミラからバスに乗りホムスという町でバスを乗り換えて行かなきゃいけないらしい。

ホムスまでは順調。
バスが着いたターミナルからはハマ行きのバスが出てないため、別のバス乗り場までタクシーで移動することとなった。

バスの料金に比べてタクシーは高い!!

パルミラからホムスまで二時間ほどバスに乗って100S£だったのに、バス乗り場までの数キロが150S£もする!!
交渉の末100S£まで値切り、ハマ行きのバス乗り場へ向かった。
タクシー代を支払ったが返ってきたお釣りが少ない・・・なんと降りる時になってドライバーが125S£払えと言い出したのだった・・・。

シリアの通貨はS£(シリアポンド)、1S£が2円ぐらい。

プチっと切れた!!

旅を始めた頃ってのは慣れない外国で言葉も通じずイライラし、よく怒っていたもんだが何度が旅をするうちにこういうことにも慣れてくるもんで、いちいち怒ることもなくいつも心にブッダスマイルを持って旅を出来るようになっていたのだが、この日おれはとんでもなく機嫌が悪かった・・・。

「おいコラ、おっさん!!ふざけんじゃねー!!!」

そう、この時おれはブツブツが再発し、しかもパワーアップしていてかゆくてかゆくてスーパーイライラしていた・・・。

「25S£返せ!!」「返さない!!」「じゃあ、降りない!!」

と押し問答が続いたが、結局は荷物を外に放り出され終了・・・。
もう少し戦ってもよかったが、こんな無駄な事で時間を食うのもバカらしい・・・。

ちなみに25S£で何が出来るかというと・・・
マルボロみたいなタバコが一箱買える。



本物のマルボロは75S£・・・。

ちょっぴり気分の悪い思いをしてハマへ。



でもこの町の雰囲気はそんな悪い気分も全部ぶっ飛ばしてくれた!!



タイムスリップしたような古い町並み



そして、先を進むとどこか違う世界に行けそうな路地!!





中東にこんな町があるなんて思ってもいなかった。



さて、お目当てのハマロール!!

どこの店のショウケースにも同じようなロール状の物が置いてある。

味はというとなんか不思議な味・・・。
何味だ??生地はジャスミンが練りこんであるのかな??中身はまったく不明・・・いったい何だろう?



美味い!!でも量が多すぎ!!

ハマロールも食べ、町歩きも楽しみ、ブツブツは悪化しヨルダンで買った飲み薬を飲んでみたがやっぱり下痢の副作用に襲われ、なんだか皮膚病だっていう診断に疑問を持ち始めてるこの頃・・・。

もしかしたら食べ物が合わないか??

とはいっても食べないわけにはいかないので、もしかしたら中東を出るまでブツブツに悩まされ続けるんじゃないかと思っている。

かゆいからといって部屋でゴロゴロしててももったいないので、タクシーをチャーターして“クラック・デ・シュヴァリエ”というややこしい名前のお城を見に行って来た。

なんか外から見ると“お城!!”って感じのお城。



敷地は広く、中は迷路のように道が入り組んでいる。
敵襲から城を守るためのいろいろな仕掛けがあったり、モスク跡、昔のお風呂やトイレの跡なんかもあり、二重にある城壁の圧迫感も重厚で要塞のような感じ。





タクシーのオッチャンが親切で、頼んでもいないのに城の中をガイドしてくれたおかげで迷うことなく城探検!!



このオヤジ、めちゃくちゃ城について詳しく抜け道やなんかまで知っていたが英語は苦手らしく、説明についてはかなりアバウト・・・。

「ここが昔のキッチン、あっちは昔のオーブンね、あっ、ここは・・・英語でなんて言うかわからない・・・」ってな感じ。

まぁ、おれもあんまり英語はわからないし、これぐらいの説明で十分だ!



結局、オッチャンと城の中を2時間ぐらい探検して道端に生えてるサボテンの実を食べて戻って来た。
サボテンの実は甘くて美味いが、舌にトゲが刺さると大変だ!!



タクシーのオッチャン、めちゃめちゃ“シュクラン”(ありがとう)!!



それにしてもこのオッチャン、おれが日本で働いていたケバブ屋のイラン人オーナーにどことなく似ていた・・・。

それで妙に親しみが持てたのかな?

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ラクダは楽だ!

シリアといえばパルミラ遺跡か!?



観光案内のパンフレットを開くとだいたいデカデカと写真が載ってるので有名なとこっぽい・・・、パルミラ遺跡・・・、知らんね・・・。
「世界遺産」で見たような気もするが記憶に残ってない。

調べてみるとダマスカスからバスで数時間で行けて宿泊施設もあるようなので行ってみることにした。

どうせ有名な観光地だけにクソ高い物価に高い入場料、めんどくさい物売りや客引きがいるんでしょっ!!

バスに乗りダマスカスから3時間、パルミラの町のちょっぴり手前で降ろされた様子。

「ハーイ!!コンニチハ、私ノ名前は スズキ タカシ デース!!」

はい、出た・・・、いきなりめんどくさそうなヤツ・・・。
悪いけど・・・ぜんぜんおもしろくないしね・・・。

こういうわけのわからんヤツってのは世界各国にいる!!
自分の名前もちゃんと名乗らないようなヤツを信用する気はしない。

名前にツッコミを入れることもなく無視してタバコに火をつけ他のタクシーでも来ないかと待ってみるものの一向に乗り物が通る気配もなく、しかたなくタカシのタクシーで町まで行くことにした。

もちろんタカシオススメの宿に連れていかれるのだが、泊まる気もせず(部屋が気に入らないとかそういうのじゃなく)あっさり他の宿にチェックイン。

必ずしもこの手のオヤジが悪いヤツってわけじゃないけど、おれはあんまり関わりたくない!!

シリアの有名な観光地のはずが、なんだか町は閑散としている。



の~んびりしてますなぁー!!悪くない感じ。



パルミラ遺跡も数ヶ所有料の場所があるものの、基本的に敷地のほとんどが無料で入れるみたいだった。
しかも何時でも出入り自由!!



なんか世界遺産っぽくない世界遺産だ・・・。





何時でも見に行けるわけだから、わざわざギラギラ太陽が照りつける昼間に行く必要もなく、夕方少し涼しくなってから見に行けるわけだ!!



しかも観光客も客引きも物売りもほとんどいないのでゆっくりと歴史を感じながら遺跡の中を散歩出来る。
とはいってもラクダのおっさんぐらいはチラホラいるが「乗らない!」と断ると、どこで覚えた日本語なのか「ラクダは楽だ~」なんて言いながらラクダで走り去って行く。



ここは気に入った!!



食後の散歩に世界遺産・・・、こんな贅沢な散歩はなかなか出来ないんじゃないか!?



パルミラ滞在中はこうして日暮れの世界遺産散歩を楽しみ充実の時を過ごした。

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