ヨルダンっていえばぺトラ!!

ここも世界の遺跡ベストテンに入るんじゃないかってぐらい有名な遺跡だけに観光客は多い・・・。

恥ずかしながら実はガイドブックを買うまでペトラ遺跡がヨルダンにあるって事は知らなかった・・・。

その存在はテレビの「世界遺産」で知ってはいたけど。

とにかくペトラでは人に気をつけろ!!とアカバの旅行会社の人からも言われていたし、もちろん観光客の多いエリアにはめんどくさいヤツらが付き物なのは承知してる!!

さぁ、どんなヤツらが待ちかまえてるのかと楽しみにしていたが、そんなにしつこいヤツらもおらず、意外にものんびりと遺跡観光をすることが出来たのは幸い。

それにしても暑かった・・・。

たっぷり8時間かけて遺跡の大部分は見た感じ。

こういう遺跡を見ると思うのだが、昔の人ってのはスゴイね!!
ろくに道具もない時代に手作業でこんなもんをよく造ったなぁーー!

おつかれさーん!

しかし所詮は人の造りし物、大自然が偶然に創り出した絶景には勝てない!!と、おれは思う・・・。


ペトラを見てしまえば、ワディ・ムサの町に用もなくさっさと移動。
目指すは首都アンマン!!
町のバスターミナルからアンマン行きのミニバスが朝から夕方までに数本あるというアバウトな情報を頼りにバスーターミナルへ向かったが、残念ながらひと足遅く、5分ほど前にミニバスは出発してしまっていた・・・。
次のバスは30分~2時間後という、これまたいい加減なタイムテーブル。
というか時刻表があるわけでもなく、バスに人が満員になったら出発なんだろうね、たぶん・・・。
さて、時間もあることだし飯でも食ってのんびりしてようかと思ったが、オッサンに捕まった!!
「ヘイ!ジャパニー、時間もたっぷりあることだし一曲やってくれや!!」
ギターを持って旅してると時々こういうことになる・・・。
バスターミナルのど真ん中に腰を下ろし歌ってみたところ、あたりにいたオッサンが全員集まって来て人だかりが出来てしまった・・・。
もしやこのままバスの出発時刻まで歌わされ続けるんじゃないかと思ったが、人だかりの中のオッサンのひとりが「これからアンマンの空港まで行くから乗ってくか?」と声をかけてくれたおかげで待ちぼうけを喰らうことなく無事出発!!
困った時は歌でも歌ってみるもんだな・・・。
アンマンへは砂漠の中の一本道をひたすら車は猛スピードでぶっ飛ばし4時間ほどで着いた。
親切なオヤジで宿まで案内してくれたので、宿探しの手間も省けたのでラッキーだった!!
アンマンの街は首都だけに活気もあり、なかなか素敵な路地もありそうなのでおもしろそうだが・・・。

ここで病に倒れることとなった・・・。
ちょうどペトラ観光の後ぐらいから体にブツブツが出来始め、アンマンについた頃にピークを迎えブツブツ大量発生!!
おれは全身に100個ぐらい・・・、彼女の方はもっとひどく200個ぐらいのブツブツ・・・。
ワディ・ムサの宿で虫にでもやられたか、もしやペトラの呪いか・・・なんて思って、薬局にかゆみ止めの薬を買いに行った。
とにかく、かゆくてかゆくて夜も眠れない・・・。
薬局の人に尋ねると、虫刺されじゃなく細菌性の病気だそうだ。
この辺のアラブの人なら一生のうちに絶対に一回はかかる病気でだいたいは子供の時にかかって、その後は二度とならないらしい。
「私もたしか・・・、5歳ぐらいの時になったかなぁ 笑笑笑」だって・・・。
「まぁ、一週間もすればすっかり治るから」と言って塗り薬と飲み薬を処方してくれた。
その夜、薬を飲んだおれはどうやら薬が体に合わないようで、強烈な下痢の副作用・・・。
アンマン滞在4日になるが毎夜ブツブツのかゆさと戦いながら眠れない夜を過ごしている。
病気といってもかゆいだけで体は元気なので問題なし!!
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