ルアンパバーン郊外の見所、クアンシーの滝に行った。
だいたい皆、ツアーに参加したりトゥクトゥクをチャーターして向かう。
4年前に一度訪れているのだが、その時はトゥクトゥクで行った・・・。
不健康優良児のおれたちとしては日頃の運動不足解消のため、ちょっとしたエクササイズ気分でレンタサイクルで行ってみることにしたのだ。
町から滝までは約30km・・・。
しかも山道・・・。
せめてマウンテンバイクを借りたら良かったと思った。
ひたすらチャリンコをこぎ、時には押して坂道を登り、バイクやトゥクトゥクにビュンビュン追い越され・・・・。
クアンシーの滝まであと10km
すでに足の筋肉はカチンコチン、Tシャツは汗でグッショリ重い。
お弁当にサンドイッチを買った時におまけでもらったバナナで栄養補給して先を目指す。
バナナパワーで残すところあと1km
ここからひたすらキツイ上り坂が続く。
町を出発して2時間30分、やっとのことでクアンシーの滝に到着。
もう体はボロボロだ・・・。
天候があまり良くなく曇り空だったことが幸いした。
もしギラギラ照りつける太陽の下、山道を2時間半も自転車をこいでたらきっとぶっ倒れてるだろう・・・。
滝は落差もけっこうあり迫力がある。
マイナスイオン出まくりだ!!
エメラルド色の天然のプールで泳ぐ事も出来るが、川の水はめちゃくちゃに冷たい・・・。
たっぷり運動した後だからピシャっと冷えた川の水が爽快に気持ち良かった!!
そしてなぜだか敷地内にクマもいる。
お弁当を食べて、少し泳いで、滝を見てちょっぴり癒されて、帰りの体力を充電!!
当然、来たからにはまた戻らなきゃいけないわけで・・・、チャリンコでね。
帰りもアップダウンの激しい坂道をたっぷり2時間半・・・。
そんな無謀でバカな事やってたのはおれたちだけだった。
他のツーリストはツアーの車で来てたし、地元のラオスの人たちもトゥクトゥクやバイクで来てた。
往復60kmを約5時間かけて走破!!
途中の村や集落を通る度、誰かとすれ違う度に「サバイディー!サバイディー!!」と声をかけられる。
その度にしんどくても笑顔で「サバイディー!」と答えるおれたち。
なぜだかわからないが「ガンバレ!!」と励まされてるような気がした。
ルアンパバーンの町に戻り自転車から下りた時、地面に着けた両足が震えた・・・。
それはやり遂げた達成感から来る感動の震えか?
それともただの疲労か・・・?
とにかく翌日に疲れを残さないため、マッサージ屋でたっぷり1時間、ボロボロの体を癒してもらった。
おつかれさーん!
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