忍者ブログ

World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ビアラオダーク

バンコクからラオスの首都ビエンチャンへ
一国の首都だというのに相変わらずな町だこと・・・



しばらく別行動を取っていたブラザーともあっさり合流
おれがバンコクにいる間、ブラザーはラオス南部を旅していた
かなりのんびりした良いところだったみたい、しかも、ついにあの辺りに電気が通ったって話だ!!

ビエンチャンでは今回の旅で二回お世話になってる“クソ宿”へ
“クソ宿”とはいうけれど、設備はそこそこ、ただ掃除が行き届いてないってぐらいで泊まっていてそこまで不快感は感じないし、実際ビエンチャンじゃ、かなり安くで滞在できるのでけっこう気に入ってたりする

それに前回仲良くなったギター弾きのスタッフと顔見知りだったりするので、どちらかといえば快適かもしれない

今回、残念ながら昼勤のギター弾きはテト(ベトナムの旧正月)のため帰省中、夜勤のギター弾きは4ヶ月ほど前に辞めてしまっていて会うことは出来なかったが、新人スタッフもなかなかイイヤツでけっこう楽しい滞在になった

なぜかここの宿にはミュージシャンが多く、以前に泊まった時も音楽による出会いがあったりしたもんだが、今回もやはり同じような事があり、ウクレレ奏者との出会いがあった

不思議な宿だなぁと思う



さて、おれがビエンチャンを訪れた理由はといえば、タイ観光ビザの申請
しばらく東南アジアを離れていたもんだからぜんぜん知らなかったけど、なんと無料ビザ期間が延長され継続されているということ

これは非常にラッキー!!

必要な物を取り揃え、さっさとタイ大使館へ
さすがに今回で三回目の申請だけにもう慣れたものだ

無料なのをいいことに、今回はダブルエントリーのビザを申請
どうせタダなんだから、少しでも長くタイに滞在出来るビザを作った方が得だ!

これでタイに二回入国出来て、その都度二ヶ月の滞在が出来る
要するに一回タイ国外に出国して戻れば、また二ヶ月の滞在が可能になるので実質タイに4ヶ月間の滞在が可能

申請した翌日、ダブルエントリーのタイ観光ビザが貼られたパスポートを受け取り、ビエンチャンでの用事は終了

やたらと多い東南アジアの出入国スタンプ、タイの観光ビザシールもこれで三枚目、だんだんと怪しくなってくるおれのパスポート・・・

用事が終わってしまえばビエンチャンは何もすることがない



ただ、バンコクより随分涼しいので快適に過ごせるというのは良い
特に夜なんて少し肌寒いぐらいだ・・・

メコン川対岸にタイを望み、沈み行く夕日にビアラオ!ってのがいうのが定番だけど・・・
川沿いは現在工事中でロケーションもよろしくないので残念



それでもいちおうビアラオと夕日はやっておかないとね!!



ビエンチャンではブラザーとも合流し、他にも旅の仲間が出来たのでみんなでバンビエンへ!!



この後はラオスの滞在期間いっぱいまでバンビエンでのんびりしてからタイに戻るつもりだ



せっかく仲間がいるので、みんなでバンビエン名物チュービングでもやって楽しもうと思っていたが、残念なことに天気が少し悪く気温が低いので、今のところちょっと水に入る気にはならない

まぁ、そのうちカラっと晴れて暑くなってくるだろう

拍手[0回]

PR

グリーンマンゴー

東南アジアはフルーツが美味い!
日本じゃなかなかお目にかかれないトロピカルなヤツらもたくさんいる

そのなかでも一番好きなフルーツは、フルーツ界の女王なんていわれてるマンゴスチン!!
これからシーズンに入ってくるので、非常に楽しみにしているこの頃

ちなみにフルーツの王様、ドリアンは大嫌い!!臭いしね・・・

マンゴスチンは不動の一番、二番目に好きなのがグリーンマンゴー

カットフルーツ屋台のショーケースの端っこの方に申し訳なさそうに並んでる未熟者
言ってしまえば、食べ頃になる前の緑のマンゴーなのだ

フルーツ屋のオヤジに頼むと、目の前で器用にカットしてくれ小袋に入った薄桃色の粉末状のモノを添えてくれる

この薄桃色の正体は、砂糖+ナニか?なわけで、その何かはおれの舌じゃ判別不明

カットされた未熟者のマンゴーを薄桃色砂糖につけて食べるわけなんだが、これがまたなんとも不思議な味がしてクセになる



しかも、意外とビールのおつまみにもイケルと思うのだけど・・・
そのへんは味覚に個人差があるのでなんとも言えないが・・・おれ的にはイケル!

国が変わればなんとやらで、タイでしか味わえないマンゴーの食べ方

そろそろバンコクに滞在して一週間になろうとしている





やっぱり、ほとんどの時間を宿の近所の公園で過ごしていた
ここの木陰は本当に気持ちよく、都会の喧騒を忘れさせてくれる場所



夜は宿の屋上でリピーターの常連さん達と雑談しながら夕涼み
けっこう屋上の存在を知らない宿泊客は多く、夜の時間に涼みに来る人といえばだいたい以前から利用してるというリピーター客

というおれも、5年来のリピーター
スペインの不良お姉さんは7年選手

さらに、いつも屋上でケムリをくゆらせてるガンジャのオジサンは25年モノ・・・

スゲぇー、そこまで来るとヴィンテージ・・・

てか、25年も前からこの宿があったなんて知らなかったなぁ~!
昔を知る人が言うのは、当時(25年前でも)からなにひとつ変わってないということ
設備のシンプル&クリーンにしてもそうだし、従業員の愛想の悪さも昔からのこと

この調子でいつまでも愛想の悪いまま、そしていつまでも掃除の行き届いた何もないシンプルな部屋でやっていって欲しいと思う



そうそう、この一週間の滞在で小さな小さなビジネスを見つけた

バンコクにいる間は本を読んで過ごしてることが多い
カオサンロード周辺でも日本語の中古本が手に入るので困ることはないのだが、以前は日本語の本を扱っている本屋が数件あったものの、今じゃまともに置いてる店は“寺裏”エリアの奥の方に一件だけになってしまった

しかも陳列もグチャグチャでボロボロの本が多いものだから、どうも嫌になってきた

スクンビットの日本人エリアにも同じような中古本屋はあるが、やや料金は高め
その代わり、品揃えといったらちょっとした田舎の本屋よりも豊富なので読みたい本に出会える確立は高い

読みたい本を買うとなるとちょっと高いので、10Bのワゴンセール品の中から、読めそうな本を探して数冊買った



で、読み終わった本をカオサンの方で売ると、なんと一冊15B~20Bで買い取ってもらえたわけ!!

ということは、読めば読むほど儲かる仕組みがここに完成!!
まぁ、一冊読んで5Bとか10Bの儲けだから、ホント小さいんだけどチリも積もればってヤツかな・・・

読書好きの長期滞在者には朗報だろうね

拍手[0回]

いつものいつもの

いつものバンコク、いつもの宿、いつもの暮らし

必要な物の買出しは毎日一品ずつ行っている
一気に買っちゃうと、やることがなくなってヒマになっちゃうから

いつもの宿のいつもの屋上、ここで驚くような再会をすることになった

あっ!スペインの不良お姉さん!!

一年前のこと

そう、ちょうど一年前もおれはこの宿に泊まり、何をするでもなく毎日を過ごしていた
その当時、おれの隣室にこの不良お姉さんもまた長期に渡り滞在していた

隣室とはいっても、廊下などでめったに顔を合わせることはなく、出会うのはいつも夜の屋上だった

おれはだいたいギターを弾いていて、お姉さんは寝る前にタバコを一服しにやってくる
それから話をするようになり、話し方や仕草、声のトーンから受けた印象が不良っぽくてカッコいい感じ

「アンタの歌さぁー、日本語だから意味わかんないけど、いいよ!」と、タバコを吸いながら、ガラガラに酒焼けしたような声で言ってくれたのが印象的

毎夜、秘密裏に開催される屋上ライブの常連さんだった

それがどういう縁あってか、一年後に同じ場所でまたバッタリ出くわしたわけ
その時はギターじゃなく屋上で本を読んでた、人が上がって来たもんだから本から目を離してあいさつして、また目線を落とそうとした時に、何か見たことある顔だなって思ったら、向こうも頭の上に?が出てる様子でこっちを見てて・・・

お互いに「あっ!!」ってなった感じ

今回のおれの旅、どうやら“再会”という言葉がキーワードになっているかもしれない

こういうことがあるから旅はおもしろい!!

人との出会いや再会はもちろんだけど、旅の魅力を感じるもうひとつの大きな要素が食事!



特にベトナムの食べ物がお気に入りで、ニャチャンに行ったのも以前訪れた時に美味しい食事との出会いが一番多くあった町だったから



まずニャチャン名物の“Nem Nuong”ネムノンと読むのか、ネムヌオンと読むのは分からないがコイツがめちゃくちゃ驚きの美味さ!!



ライスペーパーに野菜と香草、豚のつくねと豚の皮をパリパリに揚げたモノを包み、特製のタレで頂く
ベトナム料理の中で一番好きな一品、これを食べるためだけにまたニャチャンを訪れてもいいと思うぐらい美味しい



ベトナムといったら、やっぱり生春巻き
だいたい日本で食べる生春巻きっていえば、生野菜に海老ってのが定番かな?
もちろんベトナムでも海老の生春巻きは食えると思う

でも、おれのお気に入りはもっともっと貧乏くさい

温野菜とお揚げさんの生春巻き
タレもなんてことない普通のしょうゆをつけて食べるだけ、シンプルを追求した美味さ!



ネムノンにしても生春巻きにしても、ライスペーパーが日本で売ってるそれとは全然違うね、もう別物って感じ

食事の後はやっぱりデザート

だいたい路地の奥の怪しい場所に甘味屋があったりする



ベトナムスウィーツの代表トップランカーはチェーじゃないだろうか?

フルーツだったり、ケミカルな色に着色されたなんだか分からない物や、煮豆のような物をお好みで選んでコップに入れてもらい、それに氷を入れグチャグチャやりながら食べる

若い娘さんからおっさんまで、みんなに愛されるチェー!



チェーもオススメだけど、おれのベストベトナムスウィーツはプリン
今までニャチャン以外の他の町ではプリンを出してる甘味屋に出会ったことはないし、レストランなんかにも置いてない
もしかして、おれが見つけられなかっただけで、あるのかもしれないけど・・・

とにかくプリン!!
ちょっと変わった食べ方をするベトナム式プリン



プリンの上にカキ氷とベトナムコーヒーをかけて食べる
コーヒーのほろ苦さとプリンの甘味がなんとも言えぬ美味さをかもし出す

路地奥の甘味屋なんかに冷蔵庫なんてあるわけないし、プリンは常温保存だから氷は必要なわけよ!
さすがに常温のプリンはね・・・ちょっと・・・

あとはベトナムといえばやっぱりコーヒーだな!
めちゃくちゃ美味いのかって言うと、そりゃやっぱりイタリアのエスプレッソの方が美味しいけど・・・

でも、街角でババアが出してくれる一杯のベトナムコーヒー、これはベトナムにしかないイイ雰囲気なんだよね



以前に比べて、街角コーヒー屋が減ったように感じた
その疑問を一緒にカフェしたベトナム人オヤジに聞いてみると、事実減ってきてるということ

今どきのお洒落なカフェなんかがあちこちに出来て、みんなそっちの方でコーヒー飲んだりするようになってきてるらしい

昔、おれはコーヒーなんていう苦くて真っ黒な液体を飲むことはなかった
それが、初めて訪れたベトナム、ニャチャンの街角コーヒー屋でダメオヤジたちに囲まれてババアが作った一杯のコーヒーで味を覚えた



それからというもの、おれの生活の中にコーヒーを飲むという新しい習慣が生まれ、今ではそのカフェタイムというものは非常に重要な時間になっている

だからこそ、いつまでもベトナムの街角にはババアが営むコーヒー屋の姿があってほしい

さぁて、バンコクのいつもの公園で、いつものババアの入れたいつもの激甘コーヒーでも飲んで本でも読もうか・・・

拍手[0回]

Re:スタート

ベトナム フエからラオス サバンナケットへの移動はなかなか愉快なものになった





途中国境で乗換えがあるとは聞いていたが、乗り込んだバスは国際バスではなくフエ観光のハイライトともいえるDMZツアーのバスに同乗

ツアー客が見どころ観光をしてる間に、国境まで連れて行かれ降ろされたが、その先の指示もないままドライバーは引き返していった

国境に置き去りにされた数人の外国人ツーリスト
こういう時、みんな保守的になるものでツーリスト間で変な協力体制が生まれる

とはいっても先頭を歩きたがらないのは世界共通

しかたがないので、先頭を突っ切ってやるとみんなついてくる

さっさと出入国の手続きを済ませてラオス入国を果たしたが、この先サバンナケット行きのバスにどこで乗ればいいのかわからない

国境にいた悪徳両替屋のオバサンは「バスはあっちだ!」と指差すばかり
その指先の向こうにはただひたすら一本道が続くばかりで何も見えない

もちろん誰も先頭に立って歩いて行くヤツなどいない・・・

あっちだ!って言われてるんだし、行くしかないっしょ?

今度の場合は先がまったく見えないもんだから、誰もついてきやしない・・・
もしかして、この期に及んでも国境までツーリストバスがお迎えに来るとでも思ってんのか?

甘いね!絶対、ローカルバスに詰め込まれるって!!

炎天下の中を15分ほど歩いた頃だろうか
バスターミナルらしきモノが見えてきて、人と荷物を満載したボロバスが待機していた

結局、皆さん集合して、仲良くローカルバスに詰め込まれた

シートは中綿が飛び出しボロボロ・・・
天井にはせわしなく回る扇風機・・・
おまけに窓も壊れてて開けれない・・・

まさにアジアを旅するって感じ!!こういうバスに乗るのも久しぶりだ
どうでもいい状態で、どうでもいい感じで運行されてるもんだから、車内でタバコを吸おうが、二人掛けのシートに無理やり三人座ろうが、もうどうだっていいわけ!!

案外、嫌いじゃないんだよね、こういうの!

無事、ラオス第二都市サバンナケットに到着したものの、何もない町でビックリ



ベトナムとタイを結ぶ最短ルートだけに交通の要になってるだろうから、それなりに何かあるもんだと思ってたが、予想外だった・・・

メコン川対岸にタイ



沈み行く夕日を眺めながら、おいしく食事をしてさっさと立ち去ることにした



まぁ、宿も安いし、飯屋もたくさんあったから、何もせずに長期滞在するにはいいかもしれないね
ただ、めちゃくちゃ退屈だと思うけど・・・

ブラザーとはここでお別れ
彼は予定通りラオス南部へアクセスすることに

さて、サバンナケットからタイ バンコクへ

バンコク行きのツーリストバスなり国際バスが出ているとふんでいたが、町の雰囲気を見る限り、ありえないなと気がついた

宿のオバちゃんに確認をしてもタイへのアクセスはローカルバスのみだという事

サバンナケットから国境を越え、タイ側の国境の町ムクダハンへ行けばバンコク行きのバスに乗れると聞いていたが、残念ながらバスがなく、ムクダハンからコラートで乗り継ぎをしてバンコクの北バスターミナルに到着



サバンナケット始発8時15分のバスに乗り、バンコクに着いたのが夜7時
丸々一日バスに乗ってた感じ

とはいっても、乗換えで待ち時間もほぼなくスムーズ、道中はバスで出されるサービスのお菓子やパンをつまんでいたので飢えることもなく案外快適に移動できた

北バスターミナルからいつもの宿まではバイクタクシーを飛ばして、渋滞知らず、信号知らず?
ドライバーはしっかりヘルメットかぶってるからいいけど、おれの分はなくノーヘル・・・、お願いだからせめて信号ぐらいは守って・・・

やっと戻って来たバンコク!!



明けて翌日、さっそくトラベラーズチェックの再発行に向かう
指定された銀行はとてつもなく巨大な建物で驚きだったが、担当してくれたタイ人女性は昼食後のデザートなのかヨーグルトを食べながら対応してくれたあたり、タイらしくて気が抜けてしまった

用紙に必要事項を記入して、いくつか質問の受け答えがあり、再発行の受け取りは完了

あとは必要な物の買出しをして、万事解決!!

今回の件で、盗難時のトラブル対応というアビリティーも習得でき、またひとつ旅人レベルがアップしたんじゃないかということで、これも旅の経験・・・

とは、なかなかそう簡単に割り切れないのが人間ってもの

解決しただけに今さらになって握りしめる怒りの鉄拳!!
右の頬を打たれたら、左の頬を差し出す前に右ストレート!!

何が腹立つって、中途半端な素人仕事に怒りが募る
本物のプロは現金以外は手をつけないと聞いたことがある

それがね、換金出来ないであろうトラベラーズチェックしかり、貴重品なんて何にも入ってなかったカバンまで持っていきやがって・・・

カバンの中身はお金じゃ買えない大事な物が詰まってたんだぜ!

今後、二度と同じ被害に遭わないようにセキュリティーを今以上に強化するとともに今一度気持ちを引きしめなきゃいけないと再確認

ヨシっ、新たな気持ちでリスタート!!

拍手[0回]

旅の神様のお告げ

思い出のニャチャンからベトナム中部都市フエへ

おれが過去に旅したベトナムの移動といえば・・・

オンボロバスに詰め込まれ、ベトナムポップスが爆音で流れる車内、ドライバーの都合というか私用でバスが勝手に停まるって感じだったが、どうやらこの数年でずいぶん変化があったようだ

スリーピングバスなんていう快適な乗り物まで登場している
ニャチャンからフエまではなかなかの長時間移動だから、そのスリーピングバスを利用してみることにした

ニャチャンからフエまでダイレクトで向かうという条件でチケットを購入したが、実際は手前の町ホイアンを経由し、さらにはそこで乗り換えまであるという面倒な移動になってしまった

東南アジアなんて所詮そんなもんである・・・

ただ目的地に着かないということは絶対にないと言ってもいいので、納得するしかない

ツーリストバスとはいってもけっこう現地の人々の足にもなっているので、乗客の半分ぐらいはベトナム人

途中の休憩で停まる食堂

こういうところでちょっぴり嫌な思いをするのがベトナム

明らかにツーリストと現地人とで出されるメニューが違い、当然のことながらツーリストはべらぼうな値段で食事をすることになる

それにしても高すぎる・・・

しかし、スリーピングバスはなかなか快適で、広々スペースとはお世辞にも言えないが、足を伸ばすことができ、80%ぐらい寝そべった感じで座れるのでぐっすり眠ることが出来た

以前のようにベトナムポップスが爆音で流れることもなく、何が一番うるさいかって言えば、前をトロトロ走ってる車やバイクにドライバーが怒鳴り散らしてる声がうるさいぐらいだ

スリーピングバスなのに、ドライバーが眠りの邪魔をするんじゃねぇー!!

乗り継ぎなんかも合わせて18時間ほどの移動になってしまったが、大半眠っていたので疲れもほとんどなくフエに到着

昨今、ベトナム人気も下火なのだろうか、以前来た時よりもツーリストが少ないように感じる
ホーチミンですらそう感じたし、同様にニャチャン、さらにはフエなんてかなり寂れてしまったような気がする

フエかぁ~、5年前初めて来た時、日本のインスタントラーメンを一杯5$で自信満々に商売してる不届きなラーメン屋があって、そこで食事をすることもなくタダで出される茶をしばきながら、説教をし続けたことがあった
そして、おれの説教のかいあってか値段が3$に下がったので、フエを発つ前にそのインスタントラーメンを食べたという思い出がある

もちろん、そんなナメた商売をしていたラーメン屋は現在なくなっていたというのは言うまでもない

そんなことより盗難の後処理が忙しい

はっきり言って、細々した物を入れてたカバンを盗られたこと

これがけっこう痛い!!

使用済みのデジカメ用メモリーカードにしてもそうだし、いろいろメモなんかを取ってたメモ帳とか、普段使わない物だけに、必要な時に重要な物だったりするわけ

現状、唯一の資金調達であろうトラベラーズチェック
これの再発行には紙面に記入されてる番号が必要

万が一の盗難に備えてスムーズに事が進むように使用済み、未使用と分けてしっかり控えを取って管理していたが、それも盗られたら元も子もないわけで、さすがにそこまで頭は回っていなかった

今後、二重三重に策を練っておかないといけないなと改めて考えさせられた

おかげでトラベラーズチェックの再発行に時間がかかる
そもそもおれが購入した番号の確認作業から始まるわけだが、控えがないこともあり、購入した銀行に問い合わせてもトラベラーズチェックの販売記録を一年しか保存しておらず確認不可能

というのがフエに着いた日に電話で確認した内容

打つ手がなくなったかもしれないという状況に憤りを感じても、どこにもぶつけられない・・・

なんとかするので、もう一日だけ時間を下さい!という言葉を信じ、翌日・・・

どうやら番号の確認が取れたらしく、再発行が受けられそう!!

ニャチャンを発つ前に紛失届けをもらっておいて正解
なにやら盗難された金額と確認済みの金額に誤差があるらしく、警察からのレポートの確認等も必要だった
ただしフエでの受取りは難しく、ベトナム国内ならホーチミン、もしくはハノイでの受取りになる

これからハノイに向かうつもりもないし、ホーチミンに引き返す気もさらさらない
フエに来たのはあくまでもここからラオス南部を目指すため
それにハノイやホーチミンで再発行を受けてなんてしてたら、ベトナムの滞在日数がヤバイ!オーバーステイになっちまう・・・

とはいっても、実はそれは予想済み
おそらくベトナムで再発行が受けれるとしたらホーチミンかハノイだろうと思っていた
ニャチャンでは絶対無理だろうし、フエでも怪しいもんだとふんでいた

それでも予定を変更せずにフエまで来たのには考えがある

ここからラオスへはアクセス出来るが、ベトナムで無理ならラオスでの受取りも望みが薄い・・・
もしかした首都ビエンチャンなら出来るかもね?

フエからなら、ラオス南部の町サバンナケットを経由すれば容易にタイ バンコクにアクセスが出来るという利点がある

ホーチミンやハノイに行ってまた戻って来るよりは、バンコクに戻ってしまった方が費用も安上がりだし、日数もかからない、それに東南アジア一の大都会バンコクなら受取りは確実!!

って、ことでひとまずバンコクに戻って態勢を整えるか?

今回の盗難被害でおれは所持金の約三分の一を失った

本当なら後半、帰国が見えて来たら、というか日本が暖かくなったら、予算的には余裕があったので貧乏旅行をヤメてエアコンが付いてて、暖かいシャワーが浴びれて、ビュッフェスタイルの朝食が付いてるようなリゾートホテルで旅を終わろうと考えていた
もちろん部屋から出たら目の前はプール、もしくは海というロケーションで

そうそう、島に行ってダイビングのライセンスを取ったり、以前から興味のあるタイ古式マッサージを習ったり、タイのトラディショナルタトゥーを施したり、移動は全部タクシー、無駄に高級レストランで食事したり、買い物しまくったり、いちいち値段交渉なんてしないぜ!!チップだってバンバン払っちゃう・・・、ギターだって今使ってる安物じゃなくてもうちょっといいヤツを買おうと思ってた

アジアの旅の終わりは無駄遣いをして帰るって決めてたのに・・・

ちょうどそっくりそのまま無駄遣い分がなくなっちゃった感じだね

そもそも予定なんてものはないけれど、予定を切り上げてバァーと最後に遊んで帰るか?
いやいや、あくまでもネバれるとこまでネバってみるか?

たぶんね、旅の神様がもうそろそろいい加減にして帰りなさいって言ってるんだ

神様、ゴメンなさい!!おれは諦めが悪いんだ・・・

拍手[0回]

calendar

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

profile

HN:
U-sk the Worldwalker
性別:
男性
趣味:
ギター、旅、読書

comment

[07/08 Emposcons]
[06/11 Quofedelell]
[03/29 323]
[03/19 owen1965]
[03/19 giovanni1989]
[03/15 sammy1977]
[02/03 tomoko]
[02/01 しんいち]
[01/20 323]
[01/15 しんいち]

blog seach

counter

Copyright © World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~ : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]