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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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帰国する人、しない人

帰国する人、ブラザー

3ヶ月の旅程を終え、バックパックに入り切らない荷物を・・・
いやいや、そんなどころじゃなく、バックパックがスッポリ入る大きさのナイロンバッグに荷物を詰め込んで、まるで仕入れにでもやって来た業者のような状態でバンコクを去っていった

二時間の時差を飛び越えて現実の世界へ

しかし旅の病の治療法は難しく、またすぐに再発してしまう可能性も高い

さあ、果たしてすぐに現実の世界に馴染むことが出来るのだろうか?

帰国しない人、おれ

現実世界との間にある時差の壁を越える気にはならない
旅を始めて、もうかれこれ15ヶ月が過ぎ去っていった

はっきり言って長すぎる・・・

“旅をすること”というのはある意味、普段の生活からちょっぴり脱出した特別な空間であり時間だと思うが、あまりに長く旅を続けていると“旅をすること”ということ自体が日常になってきてるように感じる今日この頃・・・

そうなってくると、いったいここで何をしてるんだ?なんて疑問もフツフツと沸いてきたりするわけ

でも、やっぱりまだ日本に帰りたくねぇぇぇぇぇーーー

なぜにここまで“旅をすること”にしがみついてるのか?
とっくに潮時は過ぎてしまっているように自分でも感じるし、はたから見てもきっとそうだろうと思う

いい加減にしてそろそろ帰って来たら?それ、ごもっともな意見・・・

それでも帰らないのは、今回の旅で“旅をすること”を卒業するつもりだから、これが最後の旅!!

になるはず・・・、でも旅の病に体と心をすっかり蝕まれてしまっているので再発の可能性は否めないけど・・・、いちおう自分では最後と決めている・・・、今のところ・・・、まあ・・・、でも・・・、正直言うと・・・、自信はないけど・・・

ええっーい!病魔と戦うのは帰国してからの話!

とにかく最後だから、幕切れがどんだけカッコ悪くてもマイナス二時間の先にある日常とちょっぴり違う世界に少しでも長く留まっていたい

そして、いつか二時間の時差を飛び越える時、自分だけのエンドロールが流れればいいと思う

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How to TATTOO

あぁぁ・・・、暑っ!!マジで・・・
こんだけ暑けりゃ、夜も眠れやしない・・・

それでも暑さに負けず帰国を目前にしたブラザーの買物は続く
まさに最後の追い込みってヤツ?

もう横で見ててスゴイ!!としか言いようがないペースで財布からお札が飛び出てます

そういうの見てると、おれもウズウズしてくるんだよね・・・

とはいっても、もう少し旅を続けるつもりのおれとしては買物をする気にはならない
かといって、エアコン付の快適な部屋に泊まるのも、毎日のことだからね・・・

なんかこう、瞬間的にお金を使いたい衝動に駆られてくる

とりあえずギターでも買っとく?

ヨーロッパから戻ってすぐに購入した現在持ってるギターははっきり言って安物のクソギター
まぁ、ヘタクソなおれにはちょうどいいのかもしれないが・・・
やっぱり良い音で弾いた方が上手くなる気がする

大都会バンコク、ショッピングの中枢サイアムスクエアに行けば、ギブソン、フェンダー、マーチン、なんだって揃ってはいるけれど、いやいやさすがに手が出ない・・・、だって日本でも買うとなると気合いが必要なお値段

で、バンコクのローカル楽器屋ストリートを探しまくって、怪しげな台湾産のギターと出会った

旅行中ということもありフルサイズのアコースティックギターを買う気はなく、少し小ぶりのミニギター

しかし、これがやたらめったに音が良い!!試しに弾いてみてググっと感じるモノがあった!!

おれはギターの良し悪しなんて正直あんまりよく分からないが、そのへんに長けてるブラザーでさえ驚きのギターだった

しかもお買い得なお値段!!ということで購入

旅行者のくせに安宿のムシ暑い部屋にギターを二本所有してる・・・現在

それでも止まらぬこの衝動!!!!!

荷物にならず、さらにそこそこの出費が出来るものと言えば・・・

タトゥー・・・だな・・・

そうと決まればタトゥースタジオ選び



カオサンロード周辺だけでも、とんでもない数があるタトゥー屋
さて、その中でどこのスタジオを選ぶのか?それが問題・・・

技術、評判、衛生面、料金などなど選ぶ基準は人それぞれだろう
おれの場合、まあ、ややこしいことは抜きにして“彫師の人柄”、これが重要

一生モノなんだから、もちろん綺麗なモノをやりたいし、不衛生だと病気が怖い

でもそれ以前に、この人ならって人物じゃなきゃ体を任せられないね!!

数軒訪ねて、若いふたりがいい感じで楽しそうにやってるタトゥースタジオを発見
フィーリングが合った(ような気がした・・・)、これが決め手!!



これだってある意味、偶然の旅の出会いかな??

スタジオが決まれば、次はデザイン
どんなタトゥーをどこに彫るのか??

デザイン集や写真集を見て決めてもいいし、オリジナルデザインを考えてもらっても良い、もちろんデザインの持ち込みも可



今回の場合、タイでタトゥーをやるならコレっ!って決めてたデザインがあったので話は早い

多少の微調整をしてデザインは決定!

デザインが決まれば、図柄を体に写してもらい最終チェック
これ、ちゃんとやっておかないと彫り始めてしまったら、やり直しはきかないので要注意



すべてがOKなら、施術台に横になって、タトゥー開始!!



“タトゥーって痛くないの?”なんて質問をたまにする人がいるけど、まさに愚問・・・

痛くねぇーわけないだろうが!!



体を傷つけてインクを入れるんだから、痛いに決まってるし、もちろん血だって出る
ただし体の部位によって感じ方が違ったり、人によって痛みの耐久度が違うので、一概にめちゃくちゃ痛いとは言い切れない



おれの場合、痛みに鈍感なのか、ドM男なのか、そのへんはわからないがけっこう平気な性質
施術中でも話をしたり、鼻歌で軽くハミングが出来るぐらい
まっ、場所にもよるけどね・・・



全部彫り終わったら、もう一度チェック!





納得のいく仕上がりになってたら、綺麗に消毒してもらい乾燥防止にラップをペタっと貼り付けて完成
まっ、たとえ納得のいかない仕上がりになってたとしても時すでに遅しなんだけど・・・



最後に彫師さんに感謝の言葉を述べ、料金を支払って終了

お疲れ様でした



タトゥーを入れる時の流れはだいたいこんな感じ

興味のある人は是非どうぞ!!

ただし、一生モノということをお忘れなく・・・

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旅の終わりはBKKで

いざ、バンコクへ!!

バンビエンからバンコク行きのバスが出ているので移動も便利だ
とはいっても国境を越えなきゃいけないから、バスの乗換えがあるのはしかたないけどね

それにしても乗り換え回数が多くて面倒な移動だった

いいとこ、国境で一回乗り換えるだけかと思ってたら、なんだかよくわからないが3~4回は乗り換えたんじゃないだろうか?

その度に荷物を出してってするのがめんどくさい・・・

しかも、バンビエンからビエンチャンに行く道中の山道でタイヤが破裂!?



これも旅の思い出になるんだから、そんなに悪いもんじゃないかもしれないけど

そんなトラブルもあり、無駄な乗換えで時間をロスし、さらには国境からバンコク行きのバスも何かしらのトラブルがあったのか、途中何度も何度も停車していたにも関わらず、予定時間ピッタリにバンコクに到着するんだから不思議なもんだ

バンコク到着は早朝



やっと太陽が顔を出したってぐらいの時間なのに暑い・・・

この暑さと湿気、ホントに嫌になっちまう!!

昼間なんてギラギラ照りつける太陽が肌を刺激して、ちょっとヒリヒリするぐらい



夜でも安宿の室温は30℃を超えてるんじゃないかってぐらい
天井で回るファンは温い空気をかき混ぜるだけで、まったく効果なし・・・

そう思うとラオスは良かったなぁ
昼間は暑いけど爽快な暑さって感じ、日が落ちてしまえば涼しくて夜は心地よく眠ることが出来た

ラオスいいなぁー、戻ろうかな???

とにかく不快指数フルマックスのバンコクで、帰国を目前にひかえたブラザーの買い物に付き合うこの数日

大都会バンコク、ショッピングの中枢サイアムスクエア



日本でいう渋谷みたいなところと表現されるほどの都会感

普段なら涼みに行くぐらいしか用がない伊勢丹あたりのショッピングモールだって買い物のために入っちゃう



いいねぇー、いいよぉー、そのお金の使いっぷり!!

行きはバスで向かったりするんだけど



帰りには荷物があるからってことでトゥクトゥクで戻っちゃう



7Bで行って100Bで戻る・・・

貧乏旅行中は数十円、数百円のために交渉したり、節約を心がけていたキミはいったいどこにいった??

いいっ!!旅の終わりはそれがイイっ!!横で見ていて爽快だ!!

おれも帰国が見えてくると完全に財布のヒモがブチっと切れてしまうタイプ

旅の途中は一泊5$ぐらいの安宿に泊まってたのに、帰国前日は一泊200$ぐらいの高級ホテルに宿泊しちゃったり、食事も屋台でササっと済ませてたのがチャイナタウンでフカヒレスープとか、ちょっと洒落たバーに飲みに行ってみたりとか、300$ぐらい一気に両替して使い切るまで買い物してみたりとか・・・などなど



そう思うと、初めからちゃんと予算を立てて旅をすれば小汚い安宿で不快な夜を過ごしたりとか、屋台のゴハンに虫が入ってたりとか、暑い中ギュウギュウ詰めのバスに乗らなくて済んだりするんだろうなって思うけど、まぁ、それはそれ!これはこれ!ってことで・・・



やっぱ旅の終わりはBKKだなぁー

おれはまだ帰らないけど・・・

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チャリンコトリッパーⅡ

バンビエン後半戦



レンタサイクルを借りてカントリーサイドへ
町からちょいと離れると舗装された道路はなくなりガタガタデコボコの悪路が続く



マウンテンバイクを借りたら問題なしなのに、ちょっぴり出てしまう貧乏根性のおかげで普通のチャリンコで向かってしまったことを後々ながら後悔してしまう



レンタサイクルを借りると洞窟やラグーンの情報が記された地図をもらえるが、手書きの宝の地図かってぐらいいい加減なマップでぜんぜんアテにならない

ところどころに看板が出ているが、これも相当に適当であまりアテにならない



一回目のチャリンコトリップでは目的とは違う洞窟についてしまった
洞窟へと続く道のかなり手前の方にチェックポイントがあり、料金を払わないと入れないというのが難点
行ってみて「えっ!?しょぼっ・・・」なんてことにも・・・

料金払っちゃったもんだから、とりあえずは洞窟に入ってみようかなって思うわけ
でも、もちろん内部は真っ暗闇のラビリンス・・・



入り口付近で躊躇してると、ナイスタイミングでライトを持った子供たちが現れる
子供に先導され洞窟探検、これがちょっとしたアドベンチャー気分で楽しめたりする

当然、子供たちだって遊びで洞窟のガイドをやってるわけじゃないよね?



ビジネス、ビジネス・・・

そんなことは承知してるし、おれだっていい大人だからチップをあげないとね
で、それなりの金額のチップを手渡したけど受け取ってもらえず、逆にしっかり高額のガイド料を請求されてしまった・・・

いくらなんでも高すぎるぜ!!このガキども!!
と、腹を立てるよりは言い値で払ってやって、こっちもその分楽しんだと思う方が良い



それにしても洞窟の中を20分ほど勝手にガイドされて宿一泊分(もしくはビンビール5本分)と同じ金額とはやっぱり少し高いぞ!!

ちょっぴり納得の行かない洞窟探検を終え、さらに奥地にあるらしいブルーラグーンを目指そうと思ったところで、チャリンコに不具合が発生したので戦線離脱



なんだか無駄に終わってしまった初戦から数日、第二回目のチャリンコトリップ

二回目こそマウンテンバイクを借りるつもりだったけど、出払っていてやっぱりまた普通のチャリ

前回、洞窟前で知り合ったツーリストからも得た情報を頼りにスイミングエリアを目指して進んだ
相変わらずアテにならない看板と手前にありすぎるチェックポイントのおかげで、無駄に小銭が出ていく
さすがにもう自称ガイドのガキにはひっかからない!!

畑を通り抜け、



牛の群れの中に突っ込み、



川を渡ってみても、



それらしいものは発見出来ず

結局、おれ以外が前回たどり着いたブルーラグーンがベストだ!ということで意見がまとまり新規開拓をあきらめ進路をブルーラグーンへ



ブルーラグーンには各種乗り物でアクセス出来るとあって、それなりに設備も整っていて快適な時間が約束されていた

かなり水深が深くブルーの水をたたえた川には飛び込み台やターザンジャンプが設置



川沿いには芝生でゴロっと寝転べたり、木陰でくつろぐことも出来る



秘密の場所を探すよりも、人が多く集まってくるところの方がやっぱり便利で楽しいのかもしれないね

しっかり遊びまくったバンビエンも今日で最終日

アクティブに動きまくった日もあれば、一日中、カードゲームの“UNO”をやってた日もあった
“バケツ”に入った“ウィスキーレッドブル割り”で酔っ払い、深夜遅くまで音楽に合わせ焚き火の周りで踊り狂ってた夜もあり

何回来てもバンビエンは最高に満足のいく滞在が出来る場所だ

ちなみにブラザーとビエンチャンから同行した元暴走族のリーダーさんはバンビエンから北上してルアンパバーンに向かうと言っていたが、結局バンビエンから動くことはなかった・・・



まっ、予定は未定ってヤツですな・・・これぞアジアの旅!!

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秘密の洞窟ラグーン

今回でバンビエンに来るのも五回目という超リピーターなおれ・・・



ラオス バンビエンに何度も通っているというと、相当な“ハッパ”好きと思われ、ややイメージが悪いのは否めない

事実、初めて来た頃のバンビエンなんていうとそういう感じが全開だった
挨拶代わりに、とりあえず“一服”どうですか?みたいな感じ

ハッピーピザにハッピーシェイク、“キノコ”のオムレツ、“ドクターオー”のお茶

そういうイメージが付きまとうバンビエン
東南アジアを旅してるヤツがほとんどそういう“遊び”ばっかりやってるわけじゃなく、真面目に旅してる人もたくさんいて、どうしてもちょっとイメージの悪い部分もあるバンビエンをスキップする旅人もいるぐらい・・・

おれとしてはそれは非常にもったいない気がするのだ

おれだって昔は・・・ね!
でも、今は真面目に健全に旅してる健康不良優良児

神様がくれた“自然の産物”なんてまったくなくても十分に楽しめる町
それに最近はそういう感じじゃなくなってきたんじゃないかな?とおれは思うけど・・・

バンビエンの好きなところは、まず自然の中でのんびりと過ごせるということ



はっきりいって田舎町で、そこに無理やりのようにツーリストエリアが作られたような場所だから基本的には静かなのんびりしたところ

町からちょっと歩いていけば洞窟があったりするし、バンビエン名物のチュービングだって最高に楽しいアクティビティーのひとつ

東南アジアを旅してたらバンビエンのチュービングなやっとかないとね!!

町外れに広がるリゾートエリアの中に有名な洞窟がある



いちおうガイドブックに載ってたりもするもんだから、観光に訪れる人も少なからずいる



洞窟の入り口は切り立った山の中腹にあり、急な階段を登って行かなきゃいけないので少々骨が折れるのが難点
そのかわり、展望台から眺める景色はなかなかのモノ



その洞窟の麓を流れる川、そこがおれの秘密のスポット



川の水は洞窟から流れ出していて、水の透明度もかなり良い



少し水が溜まったようになっていて、そこで泳ぐことも出来るのだけど、少し勇気を出して暗い洞窟に向かって泳いで行くと、内部がドーム状になっていて、そこは天然のプール



ここが最高の場所!!まさに自然が作った奇跡の産物!!



ここのすぐ近くの岩陰にいる笑える顔の仏陀像も必見・・・かな?



昼間はこうして自然と遊べる楽しい町

だいたい自然豊かな田舎町っていうと夜になっちゃうと退屈ってのはよくあるパターン

バンビエンの町も夜の10時ぐらいになってしまえば閑散としているが、町外れから川沿いへ出てみればそこには異世界が広がっている



リバーサイドに軒を連ねるバーから流れる爆音の音楽
日付が変わる頃には夜な夜なアホになって遊びに来る連中が集まってきて、バーは異常な盛り上がりだ



のんびり過ごしたり、たまにはアホになって遊んでみたり、アクティブに自然と遊んだり、その日の気分でいろいろな過ごし方が出来るのがバンビエンの好きなところ

おれは基本的にのんびり派だけどね・・・



ちゃんと夜に寝てね、朝限定屋台のお粥を楽しみしてるような生活が良いよ

でもダラダラしてるのもあんまりよくないから、時々は運動がてらラグーンに泳ぎに行ったり、ストレス発散に飲んで踊って夜を過ごしたり、仲間がいるとチュービングって感じかな

新たな発見もしたいから、マウンテンバイクでもレンタルして走り回ってみてもいいかも

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ギター、旅、読書

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