あぁぁ・・・、暑っ!!マジで・・・
こんだけ暑けりゃ、夜も眠れやしない・・・
それでも暑さに負けず帰国を目前にしたブラザーの買物は続く
まさに最後の追い込みってヤツ?
もう横で見ててスゴイ!!としか言いようがないペースで財布からお札が飛び出てます
そういうの見てると、おれもウズウズしてくるんだよね・・・
とはいっても、もう少し旅を続けるつもりのおれとしては買物をする気にはならない
かといって、エアコン付の快適な部屋に泊まるのも、毎日のことだからね・・・
なんかこう、瞬間的にお金を使いたい衝動に駆られてくる
とりあえずギターでも買っとく?
ヨーロッパから戻ってすぐに購入した現在持ってるギターははっきり言って安物のクソギター
まぁ、ヘタクソなおれにはちょうどいいのかもしれないが・・・
やっぱり良い音で弾いた方が上手くなる気がする
大都会バンコク、ショッピングの中枢サイアムスクエアに行けば、ギブソン、フェンダー、マーチン、なんだって揃ってはいるけれど、いやいやさすがに手が出ない・・・、だって日本でも買うとなると気合いが必要なお値段
で、バンコクのローカル楽器屋ストリートを探しまくって、怪しげな台湾産のギターと出会った
旅行中ということもありフルサイズのアコースティックギターを買う気はなく、少し小ぶりのミニギター
しかし、これがやたらめったに音が良い!!試しに弾いてみてググっと感じるモノがあった!!
おれはギターの良し悪しなんて正直あんまりよく分からないが、そのへんに長けてるブラザーでさえ驚きのギターだった
しかもお買い得なお値段!!ということで購入
旅行者のくせに安宿のムシ暑い部屋にギターを二本所有してる・・・現在
それでも止まらぬこの衝動!!!!!
荷物にならず、さらにそこそこの出費が出来るものと言えば・・・
タトゥー・・・だな・・・
そうと決まればタトゥースタジオ選び
カオサンロード周辺だけでも、とんでもない数があるタトゥー屋
さて、その中でどこのスタジオを選ぶのか?それが問題・・・
技術、評判、衛生面、料金などなど選ぶ基準は人それぞれだろう
おれの場合、まあ、ややこしいことは抜きにして“彫師の人柄”、これが重要
一生モノなんだから、もちろん綺麗なモノをやりたいし、不衛生だと病気が怖い
でもそれ以前に、この人ならって人物じゃなきゃ体を任せられないね!!
数軒訪ねて、若いふたりがいい感じで楽しそうにやってるタトゥースタジオを発見
フィーリングが合った(ような気がした・・・)、これが決め手!!
これだってある意味、偶然の旅の出会いかな??
スタジオが決まれば、次はデザイン
どんなタトゥーをどこに彫るのか??
デザイン集や写真集を見て決めてもいいし、オリジナルデザインを考えてもらっても良い、もちろんデザインの持ち込みも可
今回の場合、タイでタトゥーをやるならコレっ!って決めてたデザインがあったので話は早い
多少の微調整をしてデザインは決定!
デザインが決まれば、図柄を体に写してもらい最終チェック
これ、ちゃんとやっておかないと彫り始めてしまったら、やり直しはきかないので要注意
すべてがOKなら、施術台に横になって、タトゥー開始!!
“タトゥーって痛くないの?”なんて質問をたまにする人がいるけど、まさに愚問・・・
痛くねぇーわけないだろうが!!
体を傷つけてインクを入れるんだから、痛いに決まってるし、もちろん血だって出る
ただし体の部位によって感じ方が違ったり、人によって痛みの耐久度が違うので、一概にめちゃくちゃ痛いとは言い切れない
おれの場合、痛みに鈍感なのか、ドM男なのか、そのへんはわからないがけっこう平気な性質
施術中でも話をしたり、鼻歌で軽くハミングが出来るぐらい
まっ、場所にもよるけどね・・・
全部彫り終わったら、もう一度チェック!
納得のいく仕上がりになってたら、綺麗に消毒してもらい乾燥防止にラップをペタっと貼り付けて完成
まっ、たとえ納得のいかない仕上がりになってたとしても時すでに遅しなんだけど・・・
最後に彫師さんに感謝の言葉を述べ、料金を支払って終了
お疲れ様でした
タトゥーを入れる時の流れはだいたいこんな感じ
興味のある人は是非どうぞ!!
ただし、一生モノということをお忘れなく・・・
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