カンチャナブリーからミニバスで4時間
ミャンマーとの国境に位置する町、サンクラブリーへ
バスが着いたのは町の中心らしき場所
セブンイレブンが一軒、数軒の商店、マーケット、以上

ビックリするぐらい何もない・・・
それでもセブンイレブンがあるのはスゴイと思った
さすがにこんなド田舎の町まで来てしまえば、英語もほとんど通じない
どうやらゲストハウスは町から1kmほど離れた湖沿いに数件あるようだ
その1kmの道がまた長いこと長いこと・・・
何にもないし、日陰もない

この町でゲストハウスといえばここ!みたいなのが湖畔に大きく敷地を構え、整備された中庭を持つ大型の宿が一軒
何気に湖畔リゾートとして機能してるのか、けっこう値段が高いのに驚いた

こんな何もないクソ田舎のくせに生意気な値段設定をしてやがる
その分といってはなんだけど、部屋はシンプルながら洒落た感じにまとまっていた
他にも湖畔に数軒のゲストハウスがあったが、どこも生意気な料金設定
なんかこんな宿に泊まる気(実は高くて予算オーバーなだけ)もしないので、ちょっと離れてみたけれど、やっぱりそこの宿も快適そうなコテージでそこそこの値段・・・、泊まれない・・・
もっと安い部屋はないか?と聞くと案内されたのは小屋?もしくは納屋?っていうか、たぶんスタッフルームを兼ねてるなんとかギリギリ建物と言えるぐらいの建物
斜面に突き出すように建てられていて、歩くと建物自体が揺れる危険な感じ
とにかく今までで最安のシングルルームに泊まることになった
シェアのバスルームが中庭を突っ切らないといけないのでやや遠い
しかもなかなか散らかり放題、ここしばらく使われてる形跡がまったくない
水道をひねると、水と一緒に蛇口からワカメみたいなのが出てくる
さすがにその水で歯を磨く気にならないので、歯磨きにはリッチにミネラルウォーターを使用
フジロックのキャンプサイトにいるみたいで実はその不便さがけっこう楽しかったりもして・・・
不快な部屋にいてても仕方がないので、まじめに観光でもしましょう!
サンクラブリーの見どころ、ここもカンチャナブリーに続き“橋”なのです
鉄橋ではなく、タイで最長といわれる木造橋
けっこう大きな橋が木で出来ているというのはなかなかにスゴイ迫力がある

もちろんタイだけに造りは極めてあまい気がするが・・・
橋の真ん中あたり、ちょうど補修工事をしていたのだろうけど、まだクギで打ち付けてもいない板がのっかてるだけで、工事のいい加減さが伺える

橋を渡ると、その先はモン族の集落
この橋はモン族の人たちにとって、民族の暮らしと文明の暮らしを繋ぐ大切なモノなのかもしれない


モン族の集落を抜けると、丘の上になんだか奇妙なカタチをした寺院がある
金ぴか荘厳さはタイ式寺院そのものだけど、ちょっとカタチが違うのが興味深い

本堂に入ってしまえば、まぁ同じような感じだね


広い敷地の中に立ち、他にも何棟か建物があった

中はどこにでもあるような寺で、床がひんやり冷たくて裸足で歩くと気持ち良い

奥の方では小坊主達がゴロゴロしてたり、飯食ってたりって感じでのどかな景色だ

寺の拝観を終え、丘を下った向こうにある仏塔へ
これもなかなかインパクト大!!眩しく輝く金色だ
どことなくインドを思わせる建築様式なとこも興味をそそられるところ

二匹の獅子の間を通り抜け仏塔へ上る

階段の途中の祭壇に10Bコインが立ってた、キラリと輝く王様を拝んでおこう!

真下から見上げる仏塔は、ピカピカしすぎて眩しいぐらい

金ぴかの仏塔に金ぴかの仏像が供えてある

金ぴか寝釈迦像

あっちもこっちも金ぴかだらけ・・・

それにしても多すぎるんじゃない?

以上、お疲れ様でした

これ以上、他に見るところはないんじゃないかなぁ?
意外にも不快だと思ってた部屋が夜涼しくて快適で、長居しても良かったのだけど
ちょっとロングステイには向かない場所かな?
なんせ宿周辺に何もない・・・
町の中心までは軽い上り坂を1kmほど歩かなきゃいけないし・・・
ということで、バンコクに戻って来た
気が狂いそうな都会の暑さが嫌になる・・・
カンチャナブリー、サンクラブリーとバンコクから一週間ほどかけての西への旅はこれにて終了
[2回]
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