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World Journey ~旅路ニ季節ガ燃エ落チル~

2008年12月12日 大阪から上海へ船で渡り始まった旅 1年6ヶ月の旅路を終え 2010年6月9日に帰国 ~旅路に季節が燃え落ちた~ *気ままにブログ更新中*

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両替と手ぬぐい

腕が動かないからといって何もしないわけにもいかない。
出発までにやっておかなきゃいけない事もあるわけだ。

そろそろマジで両替に行かないと・・・

友達とランチついでに、外貨を扱ってる銀行に行って来た。
若干、左手が不自由なのでお金を数える作業は苦戦する・・・。
両替カウンターでもたつくという悪態を避けるため、友達に手伝ってもらって両替。

USドルの現金とトラベラーズチェックをドルとユーロで頂く事にした。

ユーロは別に必要ないんだけど、ヨーロッパにたどり着いた時に少しでもユーロのレートが回復してたらラッキーかな?っていう一種の賭けで購入してみた。

これでお金の準備は完璧。

ひと仕事終え、カフェで休憩。

ひさしぶりに飲むベトナムコーヒー!



うさんくさい金属のフィルターで入れたコーヒーにたっぷりの練乳。

人生を変えた一杯!!

数年前、ベトナムを訪れた時に出会い、それがきっかけでコーヒーが飲めるようになった。

ベトナムを思い出しながらのカフェタイムを終え、街で手ぬぐい探し!

なぜに手ぬぐい?と思うだろうが・・・

ハンカチを持ち歩くほどジェントルマンでもないけど、ジーパンで手を拭くようなガキでもないので、大人の身だしなみとして今回の旅から手ぬぐいを持ち歩いてみようかと考えている。
それに柄も日本的なので、外国で広めてみようと勝手に思ったりもしている。
もしかしたら、すでにポピュラーなモノだったりするかもしれないが・・・。

目指せ、手ぬぐい親善大使!!

“豆絞り”とか“かまわぬ”といったトラディショナルな柄が欲しかったけど、なかなか見つけられなくて、今風な和柄デザインからチョイスした!



おれ的には黒で男っぽいから気に入っているのでイイ買い物をしたと思っている。

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コンピュータ断層撮影

続・ケガのブログ

CT検査の装置はなんともSF的な機械だった。



体を固定され赤いレーザー光線が回ってる輪の中へ・・・
ベッドは前後、斜めと向きを変える・・・

目の前を赤いレーザーの光がグルグルグルグル・・・

何かされている感じはまったくなく、ほんの数分で撮影は終了した!

画像をデータにしてもらい、通っている病院へ

未来的な機械が撮影しただけあって、画像も未来的だ。
先生のパソコンの画面にはおれの腕の立体画像が映っていた。
細かい断面の画像が連なって構成されているのだろうか?
マウスをスクロールすると、まるで腕の内部を通り抜けていくような映像が流れた。

このハイテクノロジーが下した診断結果は・・・

左肘内側外側の二カ所に骨折が見られる。

えぇぇぇーー!??!骨折!?!!??

おれの腕、折れてたんだ・・・しかも二カ所も・・・

スッキリ!

ケガしてからこの二週間、痛みの原因が分からない不安と、動かない腕への焦りとでモヤモヤしていたココロの中が一気にスッキリした!!

あと二週間で骨折は治るのかという問いに、先生の答えは完治まで二ヶ月。
二ヶ月も旅を延期する気はまったくないので、骨は折れたまま行くしかないね!

とにかく出発までの二週間でどこまで腕が動くようになるかだ!!

来週から週3でリハビリに通う事が決定した。

リハビリ、がんばるぞぉー!!

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ケガのブログです

旅のために作ったブログだけど、ここ最近はケガの話題ばっかり。

今日も病院に行って来た。

先生、衝撃の発言!!

「う〜ん、わからん!?捻挫だと思ってたけど・・・」

いやいや、今さらそんな事言われてもこっちが困るんだけど・・・
現状、かなり力も入るようになって動くようになったが、ヒジは伸びない。
いったいおれの腕はどうなってるんだろうか?

結局、通ってる病院から紹介状を書いてもらい、金曜日にCTの検査に行かなきゃいけない。
MRIはダメだけど、CTは入れ墨があってもOKらしい!

なんか、ホント今さらって感じ・・・
こんな事なら始めからCTの検査をしてくれたらよかったのに・・・
絶対、先生の判断ミスだな!!

出発までに治るか不安になってきた・・・

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退く勇気

出発は28日、あと約一週間!
きっとそれまでにはケガもだいぶ良くなっているだろう。
でも、もしかしたら多少の痛みや不便さは残っているかもしれない。
こればっかりは体の事だけに何とも判断が難しい。

延期か?否か?

きっと若い頃のおれだったら強行突破で出発していたと思う。
でも、何となく最近は退く事も覚えてきた!!

ある登山家の人が言っていた

「山を登る時に一番大事なことは“退く勇気”だ」と・・・

ある友人はこう言ってくれた

「ケガをしたのは、その日に出発をしない方がイイっていうお知らせじゃないの?」

延期しよう・・・

急いでるわけでもないし、無理をする事はない!!

早速、予約を変更するためにフェリー会社に電話をした。
もちろん今回も電話のお相手はカタコトの日本語だ!!
予約時はインターネットから申し込むように言われたが、変更に関してはあっさり!
電話で日にちを伝えるだけで完了した。

おいおい、ホントに大丈夫かよぉぉぉ・・・。

カタコトだけに不安が残る・・・。

余裕をみて二週間予定を延ばし、12月12日に変更した!
それまでにケガを治し、準備を整え万全で出発しよう。

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Mr. I

朝の整形外科はジイちゃん、バァちゃんの社交場だ!!

ケガをしてからの、この数日間
まるで入院患者のような暮らしを送っていた。

基本、睡眠

飯とトイレぐらいしか布団から出なかった!!

腕はだいぶ動くようになったが、腫れと内出血で見た目が悪い。
二の腕の内側なんて、縞模様に内出血の痕が目立ち、トラ柄になっている。



本日の診断結果は・・・

来週、もう一度様子をみてみましょう!と、あいまいな答えしか返って来なかった。

どうやらレントゲンや触診では分からないらしく、ちゃんと調べるにMRI(核磁気共鳴画像法 "magnetic resonance imaging, MRI" とは、核磁気共鳴 "nuclear magnetic resonance, NMR" 現象を利用して生体内の内部の情報を画像化する方法である。Wikipediaより抜粋)で精密検査をしなきゃいけないんだが、入れ墨があるとその部分が焼けてしまうため、検査できないそうだ・・・。

なるほどね・・・

そりゃあ、前回の先生もはっきりとした事が言えないわけだ!!
先生が頼りないんじゃなくて、おれの方に原因があったのだから・・・。
と、まあ、こんなところで入れ墨の影響なんかも出てしまったわけで・・・!

先生にも旅に行く事を相談すると
延期できるのであれば、延期を考えた方が良いとのこと。

確かにおれの腕は回復に向かっている。
キーボードも両手で打てるようになったし、ギターも少し弾ける。
それでもまだ腕は真っすぐに伸びないし、力もあまり入らない・・・。
出発までにどこまで回復しているだろうか?

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