最後のリハビリ。
経過は順調。
腕もほとんど真っすぐ伸びる。
ホントにあと少しだけ・・・
最後のひと息が足りない感じ。
ここまで回復した事に満足してるし、リハビリの先生に感謝もしてる。
リハビリを終え、最後の診察へ向かう。
最終確認のレントゲン写真を撮り、名前を呼ばれ先生の前の席に着く。
先生もおれの腕の動きっぷりに感心していた。
「骨もほとんどくっついてるし、順調に回復にしてますよ!!」って、絶対言われると思ってたのに・・・
「う〜ん、まだ三カ所に亀裂が見えるねぇ〜」
はっ、三カ所?さすがに我が耳を疑いたくなるような発言だ!!!
なんで、骨折が増えてんだぁぁぁーー!!「いやいや、後からにならないとわからない事もあるんです・・・」
ふ〜ん、後からっていってもケガしてからもう一ヶ月近く経ってるけど・・・
しかも、いきなり丁寧な言葉を使い出したねぇ〜、先生!!
前にCT検査の後も同じセリフを口にしてましたよ・・・。
まぁ、何を言おうがおれの腕は二カ所、改め三カ所も骨折しているが、腕は快調に動くし、今さら旅を延期にする気もさらさらないので、どうしようもない!
「腕も動くようになってきてるし、順調に回復してますよ」って、骨折箇所が増えてるにも関わらず“順調に回復してますよ”という期待通りの言葉も聞けたので、きっと順調なんだろう。
とにかく激しい衝撃に気をつける事と、旅の間もリハビリを続けるようにとの指示をもらい、最後の診察は終了した。
帰り際、看護士のおばちゃん達から言葉をかけてもらった。
「旅行、気をつけて楽しんで来てー!!また何かあったらいつでも寄ってねー。」
“何かあったらいつでも寄って”はおかしいだろ??
店か!?ちなみにおれのカルテに“12日から世界一周に旅立つ”と記載されていたので、通院するたびに、何かしらスタッフの誰かに声をかけられ、なかなか楽しい通院生活だった。
病院の皆様、クソお世話になりましたっ!![0回]
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