「明日休みやし何時まででもいいっすよ!」
このひと言が悲劇を生んだ
ケバブ屋さん、いちおうはお店なんで営業時間は設けている
OPEN PM 7:00 ~ AM 6:00
気楽にひとりでやってるもんで、実際のところ日暮れから夜明けまでって感じ
もちろん遊びでやってるわけじゃないので、大幅に営業時間を無視することはないけれど
でね、ヒマだったらさっさと片付けて帰るし、知ってる人や気前のいいお客さんなんかが来てくれてたりしてたら、遅くまで開けてることもしょっちゅうあるわけね
そのへん、おれの気分次第な部分が多いけど
それでもマキシマム朝の8時ぐらいが限界っしょ!
「すいませーん、うち6時までなんでそろそろいいですかー?」ってな具合
なんぼ飲ん兵衛のお客さんでも営業時間2時間延長、朝の8時なら納得の時間ちゃいますか?
それが、それが・・・・
まさかの昼の1時まで・・・、アホか!?
そんな時間まで飲むお客様もバカなら、それに付き合うおれもバカ!!
話してておもしろかったし、たくさん飲んでくれるし、たくさん飲ましてくれるし、なかなか閉めますって言いづらくてズルズルズルズル一緒に飲んでたらサンサンと降り注ぐ太陽が眩しいお昼になってた
パーン、終了!
過去最長営業時間を樹立!次回、記録更新はいつになる??
ベロベロに酔っぱらって帰宅したのが昼の2時
休みだから別にどうでもいいのだけど、このところ休みは精神面の充足のためお友達と予定を入れてたりもする
レッツ・ゴー・ビアガーデン!!
何気にビアガーデン初体験だからスゲー楽しみにしてた
待ち合わせ時間までどうがんばっても寝れて2時間
奇跡が起こり目覚めたけれど、起きた時点でまだ酔ってる感じの激低テンション
昔のバンドメンバー、当時ドレッドヘアーを振り乱してブリブリ低音、ベースギターをかき鳴らしてた男も今や二児のパパでホテルマン
そこのホテルのビアガーデン
従業員はチケットノルマがあるらしく、友人一同ノルマ消化に駆り出されてたのでとりあえずは行かなきゃ、最悪の場合、顔だけ出して帰ることも考えた
フィールドは違えど同じ飲食業従事者ゆえに、困った時はお互い様、助け合おうぜ!
もちろんフレンドリー価格 & 身内サービスあり!
電車とタクシー乗り継いで京都の某有名ホテルまで
なかなかの高級ホテルなんですよ、一番高いお部屋はなんと一泊80万円だとか・・・
待ち合わせはホテルのロビー!!
おれらも、こういうところで待ち合わせが出来るようになったのかー!!
悪魔的に体調の悪いおれはロビーのソファーで紙パックのお茶1ℓを持ち込んでガブ飲み
もうどうにもこうにもダルくてダルくて・・・
さて、人生初のビアガーデン
ホテル側のコンセプトは『サマービュッフェ ~懐かしのビアホール~』だって
もちろん外の席について、京都西山に沈み行く太陽を眺めながらビールでカンパーイ!
つきだしで牛ステーキが出て来るあたりはさすが高級ホテル
まっ、牛肉ってあんまり好きじゃないんですけどね・・・
ロケーションの良さで一気にテンションも上昇、でもお酒はほとんどノドを通らない
そりゃそうだ、だって数時間前まで飲んでたんだから・・・
初めに少しビールを飲んで後はひたすらコーラとウーロン茶
料理は冷や奴からナシゴレン風焼そばまで、様々取り揃えてあり充実
ちょっと待て!!
“ナシゴレン風焼そば”っていったいなんだ???
それってミーゴレンのことじゃねーのか?違うのか??
インドネシア風焼そばって表記するなら納得ですが、あくまでナシゴレン風なのか?
ちなみにナシゴレンとは、インドネシア語やマレー語で “ナシ” は「ゴハン」、“ゴレン” は「焼く(揚げる)」を意味し日本語にすると「焼き飯」なんだけど
ナシゴレン風焼そば = 焼き飯風焼そば
その実態はただの醤油味の焼そば
完全に雰囲気で押し切った感のネーミングに詰めの甘さが見え隠れ・・・
とはいえ、なかなか素敵な時間を過ごし、身内サービスということで二時間のところを閉店時間までたっぷり四時間飲み食いさせてもらい、大満足の人生初ビアガーデン!
出来ればもう少し体調がまともな状態で行ければ良かったのだけど・・・
聞くところによると二月のオフシーズンの時期に一泊二食付き9800円というバリュープランがあるらしく、ホテル好きのおれとしては地元京都で無意味にホテルに泊まりに来ようかなんて考えてる
ベッドが非常にいいらしい
ヘブンリーベッド、お値段100万円也・・・
パリっとした白いシーツ、デッカイ枕、フカフカのベッドでぐっすり眠る至福の時間、朝飯ビュッフェ、朝食後の二度寝、最高です
出来るもんなら一生ホテルで暮らしたい・・・
本日は、どうもおおきにごちそうさまでしたぁー!!
[2回]
PR