上手く噛み合なければ意味がない歯車
上の歯車はイラン産
どっしりゆったりマイペースに回転中
時にまったくもって予測不能なキラーパス、魔球ばりの回転を見せる
下の歯車はオーストラリア産
まだまだ若い、全速力で回ると思えば突然の失速、たまには逆回転
こちらもまた予測不能なファンタジスタ
そのふたつを繋ぎ合わせる真ん中の歯車はメイド・イン・ジャパン
イラン、オーストラリア双方と型の合う歯型を絶えず交換しながら回転をキープ
掛け間違えれば一貫の終わり、たった一度のミスも許されない
上下の歯車の規格が違うんだから元々上手く稼働するはずはない
それを知らなかったのは当の上下の歯車たち
真ん中の歯車は大変で、もう随分と歯型がすり減ってきているような気もする
上下各々と噛み合すだけでもひと苦労
それを上から下、時には下から上へと回転を変前自在に操らなきゃいけない
そしてアルコールという潤滑油で乱れる回転力
近頃、真ん中の歯車は故障寸前・・・
どこかたぶん、奥の方の小さな部品の端っこ辺りが欠けてる気がする!!
修理のために遠くの暖かい国へ、どうか送り届けて欲しい・・・
[2回]
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