ソンクランが終わるのを待ってメーホンソンへ。
帰省ラッシュなのかノンエアコンバスの車内は人と荷物で超満員!!
隣の乗客とミラクルフィットしてるし、暑いし、狭いし、山道で横揺れは激しいし・・・。
ゲリラソンクラン・・・。
ソンクラン明けを狙って移動したのだが山の中には残党が潜んでいた・・・。
窓も扉も全開のノンエアコンバスは無防備だった。
山間の村や集落を通るたびにバケツやホースで水をかけられる!!
過激派になってくると道をふさいで、バスを停車させピンポイントで車内に水をぶちまけてくる。
ここまでくると祭りというよりただの嫌がらせだ・・・。
そんな状態で約8時間・・・。
おかげでメーホンソンに着いた頃にはしっかり水にぬれていた。
メーホンソンの町外れ、小高い丘の上に寺院がある。
そこから町全体が見渡せるのだが、小さな町のすぐ真横に空港があり、まっすぐ伸びた滑走路がなんとも不思議な感じがする!!
ミャンマーとの国境に近いこの町に来た目的は首長族のパドゥン・カレン族の人々に会うこと。
メーホンソンの町からさらに山道をトゥクトゥクで一時間ほど行ったところにあるナイソイ村に行った。
ここらへんに点在するパドゥン・カレン族の村では一番規模が大きいらしいが、それでも山奥にあるただの集落といった感じだ。
首を伸ばした女性たちが観光客相手に土産物を売ってるのでもっとフレンドリーな感じなのかと思ってたが、そうでもなかった・・・。
なかには一緒に写真撮ろうって誘ってくれる女性もいたが、写真を撮ると土産物を勧められるので断りヅライ・・・。
入村料を払って入ってるのだから、写真を撮ったりしてもいいと思うんだが(現にほかにいた欧米人はガッツリ彼女達にカメラを向けていた)、おれはなんかどうも気を使ってしまってダメだ・・・。
話をしたり土産物を買ったりしながらお願いして数枚だけ写真を撮らせてもらった。
詳しくは知らないけど、社会的な背景なんかもあって見世物的な生活を強いられてるわけで・・・。
そんなことを思うと写真の中の彼女たちの目がすごく悲しく見える。
なんだが少しへこんだ気分になったメーホンソンを後にしてパイという町に向かった。
また満員のノンエアコンバスに揺られ約4時間。
さすがにもうソンクランの残党たちは現れなかったが、ゲリラ豪雨に襲われバスの屋根に積んでいた荷物はビショぬれだ・・・。
そして車内にも水漏れが・・・。
幸い、バックパックにレインカバーをつけていたおかげで中身まで被害は及ばなかった!!
パイの町は噂に聞くようにリトルカオサンといった感じ。
しかしカオサンみたいに騒がしくないのでのんびり出来そうだ!!
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