列車に揺られ21時間と15分、桂林の街に到着。
三段寝台ベッドの一番上を予約したのだが、天井が狭くて起き上がる度に頭を打つ!
車内ではお弁当も売られているが、車両の連結部に給湯器が設置されていて、みんなお茶やら持参したカップ麺を作って食べていた。
出発して一時間も過ぎたころには共用スペースの洗面所、トイレ等はマザーファッカーな状態に・・・。
おれは晩飯に弁当を食い、する事もないのでさっさと寝る事にした。
エアコン完備、多少のすきま風で冷えるが、布団付きだったのでぐっすり眠る事ができた。
目が覚めてもまだまだ桂林に着かず、持参したオレオとスニッカーズで食いつないだ。
今までの旅でもなんどコイツらに助けられた事か・・・。
ちなみに中国ではオレオは「奥利奥」と表記されている。
桂林に着いたもののさっぱりわからないので、とりあえず人の流れに付いて行き駅の外へ。
大通りを歩いていると、客引きのオバちゃん達がガンガン声をかけてくるが、当然のように中国語!
あの~、おれは旅行者なんですけど・・・。
中国語なんて分かるはずもないおれにアグレッシブに詰め寄って来る。
相手がそうくるなら、おれだって負けてられん!!
「オバちゃん、一泊50元ぐらいでホテル探してるんだけど、どっかいいとこ知ってる??」
不思議なもんで日本語でなぜか通じたみたい・・・。
オバちゃんに連れられて行った宿は50元(650円ぐらいかな?)で無駄にダブルルームでお湯も使えてテレビ付き。
エアコンはぶっ壊れて使えないけど、けっこう南下したおかげでだいぶあたたかいので、必要なしだ!
上海と違いこの街はだいぶ物価も安いので過ごしやすい。
麺類一杯で5元、ゴハンとオカズ3~4品の定食のようなものでも6元程度で食える。
念願のシングルルームなので、今日は一日中ギターを弾いていた。
しばらくのんびり過ごそう。
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